ナポリ・ナポリ近郊のゴミ問題 no.2
違う話題に変えよう!と思っていたのですが、
まだまだ連日報道が続くナポリ・ナポリ近郊のゴミ問題。
さらに、日本でも報道されているらしく、イタリアのどの町がどこにあるかを
詳しく知らない友達からもイタリアはゴミの山が火事になっているようだけど
大丈夫なの?と問われ。。苦笑。私のいるところは大丈夫だよ!
と答えましたが、やっぱり誤った報道やわかりにくい報道に
なっているのだな~と思いました。
ということで、今日もまたその話題。
そもそも火事になっているというのは、回収されないゴミの悪臭に
どうしようもなくなり市民が火をつけて燃やしているとのこと。
なぜゴミが回収されないかというと、ゴミが回収されないほうが
回収するためにはさらに資金が必要ということで、
お金を請求できるからであり、また騒ぎが大きくなり、
緊急に対処しなくてはいけないということで、その騒ぎにまみれて
どこの会社(?)というような身元が不明なところに回収を依頼することが
できるわけです。というわけで、大金がどこかのポケットへ・・・。
でも、これは皆が知っている事実であるのに
目をつぶっていたのが問題なのです。
また、現在問題になっているのはナポリの近郊の町に回収したゴミを
運び込もうとして市民が反対して暴動になっているとのこと、
これだけを見ていると、ただここの市民が自分達の土地に
運び込まれるのを阻止しようとし暴動を起こしているだけ
のように思われますが、もし、ゴミ回収施設を作るのであれば
(ただ燃焼するだけでなく、そのエネルギーを利用したり、
リサイクルに利用できるような施設が必要)
今、市が行おうとしているのは、その場所に穴を掘って
そこに回収ゴミをどっさりと運び込んで埋めてしまえ~!
という原始的な対応をしようとしているのが問題なのです。
しかも町の中に・・。
また・・ナポリのゴミ処理がきっちりとした管理のもと機能してしまうと、
困る人達がいるのが問題なのです。
昨日P首相が、「ゴミのせいで学校を閉鎖してはいけない」 と
そんなうわべの問題についてコメントをしていて、今日のTVニュースでは
その学校の前からゴミが回収されて、その先の道にはゴミの山が残ったまま・・・
だったとか。 思わず苦笑いをしてしまいました。
イタリア大統領N氏(ナポリ出身)は、Capri島にてバカンス中で、
この問題についてむにゃむにゃと答えて、
そのままCapri島から直接Romaへ帰って行ったとか・・・
カンパニア州知事B氏と同じ政党の政治家の人達が、
B氏への責任を訴え、B氏が委託している会社はどこなのか
名前を挙げさせるべきだとか言ってました。。 ふむ。。面白い展開!
ところで、話は違いますが南イタリアは、マ○。○とのつながりが強く、
カラブリア州(ほとんど行く機会はありませんが)の海へ行った時に、
今は機能していない会社や工場などを沢山見かけました。
空き家になっている多くの家も沢山ありました。
これらもそういったことが影響しているのだな~と思いました。
そうかと思えば、Trentino-Alto Adigeのとある町だったと
思いますが、家庭のゴミを捨てに行くゴミ箱に、詳しいシステムは
良くわかりませんが、Bancomatみたいなカードを差し込まないと
開くことができないようになっていました。
このようにComune(市、町など)が徹底して対応するべきだと思います。。
(もちろん市・町の大きさ、住民の数にもよりますが・・・・)
それには、まずComuneがどこかに癒着していてるのを解決しなくては
いけないのでしょう。。

だいたい、ゴミ焼却施設がないってことが異常ですよね。すべて埋め立てなんでしょう?
以前、エコマフィアと言って(名前を聞くといい人みたい)マフィアがこのゴミの不法投棄で利益を上げているって記事を読んだことあるんですけれど、きっとどこかでそんなふうに繋がってるんでしょうね。
ええ、どこかでというか明白に誰と繋がっているのかは
みんなが知るところなんですが、やっとその名前が
公の場でも聞こえ始めました。
昨日PORTA a PORTAの議題はゴミの問題のことでした。
問題の当の本人、州知事BもTVのスタジオにいましたが、
誰の責任なのか、この15年間(市長の後は州知事になって
そのまま権力を握り続けています)なぜゴミ焼却施設を
建設することができなかったのか?というより、建設する気が
なかったのではないか!?、市民が支払っているゴミの税金は
どこへ消えてしまったのか(実際にはだれかのポケットへ
入っているのでしょう!)などの問いに対して、
全く違う話題にすりかえて返答していました。
なんと、ナポリの公務員(?)、たとえばゴミ回収業務に就いて
いる職員は、何年も給料をもらいつつ、仕事はしていない
状態であると訴えていました。
つまり実際に仕事にあたるべき職員には通常に給料を払い、
マ○。○の会社に仕事を与えて給料を払っているのです。
このことについて問われても、さら~りと返答をごまかして
いました。呆

ありがとうございます わかりやすい説明をしてくださり

こんにちは~infoitaliaさん
ありがとうございます わかりやすい説明をしてくださり 私にはニュースはまだ難しくて自力では半分しか理解できなく、夫に説明をしてもらってようやく100%理解できました そして、infoitaliaさんの書いてくださった事と、同じ事旦那が話してました
この問題どこまでいっちゃうのでしょうかね・・・。
そうそう、今日のお昼のニュースで海外のニュースで、放送されてる事言ってました。
政府が打開案を見つけてくれればいいけど、どうも期待できそうにないし・・・。
思わず熱く語ってしまいましたが。笑
本当に今後どうなるのでしょうか。
海外でも取り上げられてこれだけ大きな問題になってきた
のでやっと取り上げられることになったのでしょう。。
政治家達の(おっと、親しい方が政治家さんだったら、
ごめんなさい~。)問われた質問に対して全く関係ない
ことを語ってはぐらかす態度や、どこまでお金を吸い取ったら
気が済むのか!?ということなどに、思わず敏感に反応して
しまっています。(でも別に政治とかにすごく興味があるわけ
ではないんですよ~。。)
夏も酷かったんですけど、今ほどヒドイ状態はないです・・・。もう外に出るだけで臭いんですよ?毎日憂鬱です・・・。
ナポリの近郊はすごいことになっているようですね。
テレビのニュースで市民の方達が外に出られないと
言ってましたが、本当に臭いんですね。。
これだけ問題が大きくなっているので、
今こそ「カ○。ラ」との癒着から開放される動きにでる
チャンスだと思います。
P首相がまだことの重大さに気づいていないようですよね。
おそくなりました。
Lenticche数えきるのは、根性がいりそうですね(笑)
さてさて、ごみ問題、infoitaliaさんの記事を読んで
すごく勉強になりました。いまだに、イタリアのニュースは
私にとっては上級問題なので(苦笑)
ナポリのゴミ問題、根が深いですね~。
解決の日は来るのでしょうか。
でも、こうやってマスコミに大々的に取り上げられるように
なったのも、前身のしるしでしょうか。
今年も、infoitaliaさまのご活躍をお祈りしています。
そうですよね、マスコミの力で何かが変わるといいのですが。
今年もMarinaさん大活躍の年になるのでしょう、応援しております♪
頑張って!
