イタリアの大気汚染問題と雨
特に大都市、ミラノ、トリノ、ナポリ、ローマ。
専門的なことは良く分かりませんが、
欧州で決められている浮遊粒子物質の環境基準
PM10の値が1日に50μm(マイクロメートル)
を超える日が1年のうちで35日以内であること。
この基準を超えたのが、ミラノ、トリノ、ナポリ、
ローマ、ボローニャ等、ミラノ近郊の都市。
ローマ南東のフロジノーネという市がミラノよりも
酷かったとか。
PM10とは大気中の浮遊する微粒子粒径が
10μm以下のもの。
この小さな粒子による大気汚染が取り上げられてい
ます。
2015年の特に後半は雨がほとんど降らなかったた
め大気汚染が深刻化しました。
そこで年末年始に各地で交通規制が行われました。
ナポリも然り。ただ突然31日になって「1月2日~
6日まで、排ガスの基準を満たさない車の通行禁止」
とのお触れが。ただそんなことを無視して走っている
車も沢山見かけました。
イタリアでは何カ月も雨が降らず年明けから天気が
崩れると予報されていましたが、ナポリでは2日、
3日にパラパラっと雨が降った途端に「この雨のおか
げで大気汚染解消した」とのことで交通規制も解除。
ありえない。。Σ(゚д゚lll)
こんなことでは大気汚染が改善される兆しは全く
見えてきません。。。。
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