ブドウ畑で剪定体験@ワイナリー
剪定は年に2回、冬の休眠時期に行われるものと、夏の成長
時期に行われものがあります。
冬の剪定は果実が付く芽の数を決めて枝をカットする作業で、
今年の収穫量を決める重要な作業です。
この重要な選定作業を体験していただきました!
まず剪定の方法について説明がありました。
とは言っても、どこをどう剪定するかの判断基準となるポイン
トは沢山あり簡単ではありません。
去年芽吹いて伸びた新梢の状態や数を見ながら、ブドウ
の収穫量などを判断して行きます。
剪定の際に芽を傷つけないように、また切り口がまっすぐだと
凍りやすくなるので斜めにカットするなどの注意点もありました。
こちらは「コルドーネ・スペロナート」という仕立て方です。
メモ:
昨年伸びた枝を結果母枝、今年果実を着ける枝を結果枝と
いいます。昨年伸びた枝に芽が形成され、発芽し、新梢を伸ば
し葉がでて、花房をつけます。
さて剪定の話に戻ります・・・
昨年伸びた枝を各1~2芽だけ残してカットします。
さてどこをカットするのかと思案中。
なぜか撮ったはずの剪定後の写真が見当たらないので
お隣の木の剪定後の写真をご覧ください(↓)。
剪定は完全に落葉した12月中旬頃から発芽前の3月中旬頃迄
に行う必要があります。
というわけで、今回の選定作業も寒い中行われましたが通常
できない体験をしていただけたのではないかと思います。
いつも繰り返して言ってますが、緑が美しい季節のブドウ畑も
素敵ですがこの時期も非常に興味深いです。剪定後、どのよう
に成長していくのかさらにブドウの実が育っていく様子を見る
のはとても楽しいものです。
ワインに対してますます愛着が湧いてきますよね。
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