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イタリアを楽しもう!

ジェノヴァのウォーターフロント

ジェノバといえば母をたずねて三千里と書きましたが、
もちろんそれだけではありません。

歴史ある港町で商業、金融業、軍港の海洋国家
として栄えました。

また、忘れていけないのはアメリカ大陸を発見した
コロンブスの出身地でもあります!

1992年には国際博覧会が開催され、その年はコロンブス
のアメリカ大陸発見500周年でした。
この国際博覧会の際に、ジェノヴァのポルト・アンティコと
呼ばれる、古い港の一帯はジェノヴァ出身の建築家レンツォ・
ピアノ氏のプロジェクトによって見違えるような空間に生まれ
変わりました。
レンツォ・ピアノ氏は関西国際空港の設計もされた方です。

このプロジェクトにはジェノヴァの活性化の目的もありました。
まずは町と港を阻んでいた交通量の多い道路を高架にし、
旧市街と港が密接な関係になるようにしたそうです。
この説明を聞いて、旧市街から抜け出してぱっと開ける
明るい港にでると、どうしても目に付くこの高架幹線道路
の意味がわかりました。高架にすることによって確かに
港と旧市街の一体化に成功しています。
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さらに、ヨーロッパ一の規模を誇る水族館、展示場(つい先日
までヨット・クルーザーの展示会が開催されていました)、
ヨットハーバー、バールやレストラン、映画館、海の博物館。

そして吊り下げ式で、40mの高さまでのぼり、ジェノヴァの
旧市街や港の全景を見渡すことができるパノラマ・リフト
「BIGO」(ビーゴ)などがあります、BIGOとはジェノヴァの
方言で貨物船のクレーンのことで、海から突き出したBIGO
はポルト・アンティコのシンボルになっていると共に、実際に
パノラマ・リフトを引き上げる役目をしています。
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水族館
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Acquario Villaggeと呼ばれるこの周辺の地図
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クルーザーやヨットに混ざって、今は使われていない
昔の船も停泊しています。
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話は変わりますが、旧市街にあるPIETRO ROMANENGO
にも行って来ました。創業1814年のそのままの佇まいが
みられるとてもエレガントなお店。フルーツの砂糖漬けや、
砂糖菓子などの老舗です。
スミレの花の砂糖漬けなど貰ったら嬉しい~!
とってもお洒落でした。
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