il Desco @ Lucca (Luccaの特産品展示会)
という特産品の展示会が行われています。
期間:11月15ー16日、22-23日、29-30日
12月6-7-8日、13-14日
場所:Palazzo Real Collegio
Lucca県の特産品が展示されています。
食材はワイン、チーズ、オリーブオイルなど
さらに、絵画、手工業、ジュエリー、香水、家具なども
会場の回廊には食材のスタンドが並んでいました。
ワイン:
ペコリーノチーズ:
このようにお花のように綺麗に彫ってあるものもありました。
又、期間中下記のようなイベントが行われています。
セミナー:
*Slow Foodによる、ルッカのオリーブオイルと、
この地域の特産品(チーズ、パン)、魚、ドルチェ との相性
*AIS(イタリアソムリエ協会)による
ワイン(Sassicaia)、カクテル、ビール、シャンパンなどの試飲
*Manifattura Tabacchiによる 葉巻と
ビール、ワイン、コーヒー との相性
など。
またコンサートなども開かれています。
私が行った時には、たまたまAIS(イタリアソムリエ協会)が
AIBESという協会とコラボしたカクテルのセミナーが行われていて、
早速参加してきました。
ちなみにAIBESという協会の存在を初めて知ったのですが
Associazione Italiana Barmen e Sostenitori
というイタリア・バーテンダー協会という組織とのことでした。
試飲したカクテルはこちら
●Bellini (ベッリーニ):
Asti Spumante(アスティ・スプマンテ)+Pesca(ピーチネクター)+シロップ
・Venezia(ヴェネツィア)の有名なレストランバー、
ハリーズバーの経営者Cipriani(チプリアーニ)氏が1948年に考案。
●Puccini(プッチーニ)
Nettare di Mandarino(マンダリンネクター)+Spumante Brut
(スプマンテ・ブリュット)
●Sprizer(スプリッツァー)
・Vino Bianco/Prosecco(白ワイン・プロセッコ)+
Soda(ソーダー)
白ワインをソーダーで割ったもので、ここにいろいろなバリエーションで
このようにAperol(アペロール)というオレンジリキュールや
Campari(カンパリ)を加えたりもする。
「スプリッツァー」とはドイツ語の「シュブリッツェン(はじける)」という
言葉からきている。ソーダがワインの中ではじける感じからこの名前が
ついた。
●Negroni(ネグローニ)
Gin(ジン)+Bitter Campari(カンパリ)+
Vermouth Rosso(ヴェルモット・ロッソ)
・Firenze(フィレンツェ)にCasoni(カソーニ)というレストランがあり、
ここの常連客であるカミーロ・ネグローニ伯爵がバーテンダーの
フォスコ・スカルセリ氏に作らせていたカクテル。
スカルセリ氏は、伯爵の許しを得て「ネグローネ」と命名して、
このカクテルを1962年に世間に公表した。
このNegroniの変形バージョンとしてこんなカクテルも・・
●Negroni sbagliato(ネグローニ・ズバリアート)
Spumante Brut+Bitter Campari(カンパリ)+
Vermouth Rosso(ヴェルモット・ロッソ)
・本来ならGinを入れるところですが、MilanoのBar Basso(バール・バッソ)
で、バーテンダーのMirko Stocchettoが、Spumante Brutを
入れて作ったところから、Sbagliato(ズバリアート=イタリア語で
「間違った」という意味)という名前になった。
なかなか面白いセミナーでした。
ところで、プログラムを見ていたらとっても興味深いセミナーが
他にあったのですが、それらは前の週に終わっていたり、
これからの週に行われるようです。残念~。
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