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ワインの醸造に興味がない方には全く面白くない内容だと思う
のですが、ワインの熟成に使用される樽の工場を見てきました
、前から見たかったのでとても嬉しく興奮気味です。

樽には色々なサイズがありますが、225ℓのものをバリックと
呼びます。大きいものだと4000とか6000ℓのものも。
樽には樫材が使われますが、大きく分けてアメリカンオークと
フレンチオークがあり、後者の方が品質がよく、またノコギリ
で切断するのではなく柾目取り(輪切りにした木の芯に向かっ
て直角に板取をする)で割っていくため値段も高くなります。

樽はワインを熟成させるのにとても重要です。
- ワインに凝縮感、熟成感を与える
- 香り、フレーバー、色などを添加させる
といった効果があります。
使用する樽のサイズや、樽の年度、トーストの度合いなどに
よって効果は変化するのでその選択も非常に重要です。

製造現場を見せてもらいました。
これはバリックを組み立てているところ。
材料の木版を円状に組んで樽を作っていきます。
その精密さと手際のよさに見とれてしまいました。
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先にちらっと触れた「トースト」という言葉ですが、樽の内側
をトーストする(焦がす)作業を行います。その度合いに
よってワインの熟成中に取り込まれるタンニンや香りなどが
変化するのでこれもとても重要な作業です。
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トーストが終わったばかりのバリックの香りをかがせていただき
ました。焦げ臭さは全くなく、まるで焼きたてのパンの香りを
かいでいるような優しい香りでした。もし焦げ臭かったら、
ワインも台無しになってしまいます!
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大樽の作業現場も見せてもらいましたが、木版を円状に
組んでいくというのは同じなのですが、なんせこんなに大きい
ので数人がかりで作業をしていました。
写真は↓ 円状に組み立てた樽を違う場所に運ぶところです。
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組みあがった樽は上下の蓋をしますが、これも金属の釘を
使うことはできないので、木版を組んで蓋を作ります。

工場の敷地内には材料である木材が積み上げて置いてあり
屋外で放置しておいたら雨、雪、霜など問題ではないのかと
たずねたところ、なんとその雨・雪などが重要で、強い
タンニンを洗い流してくれるそうです。約3年はこのまま
屋外においておくそうです。

まだまだ書き出したらきりがないのですが・・
美味しいワインを造るにはさまざまなことに
気を配らなくてはいけないことを実感しました。

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by infoitalia | 2009-11-24 19:05 | La visita(メーカー訪問) | Trackback | Comments(12)
グルメな友人に勧められて行ってきたボローニャ近郊の
レストラン。
その日は雨が降っていて、さらにレストランへの道は工事中で
閉鎖。場所がわからず何度もレストランに電話をかけ場所を
確認しつつなんとかたどり着きました。
一体どこにレストランがあるっていうの?などと言いながら
着くまで半信半疑・・。
オーナーらしき品のよい老紳士が外まで出てきて迎えてくれ
ました。後で知ったのですが、彼はここのオーナー兄弟の
お父様。飲食業界には全く無縁なのですが、手助けに来ている
とのことでした。どうりでゆったりとした動作やオーダーの
取り方、サービスの仕方からいつもはサービスはされていない
のだろうなぁと思っていました。
とにかく物腰の柔らかい方でアンティパストの間中もずっと
側にたっていらしたので、いろいろな話をしました。
後でテーブルにオーナーがいらしたのですが、兄弟でオーナー
&シェフをされているそうで、アーティストのような方でした。
ワイン・お料理の話などでまたまた話が弾みました。
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アンティパスト
Uovo in camicia con insalata di funghi, cialda di
parmigiano in salsa al fegato d'oca e tartufo nero
ポーチドエッグの ポルチーニのサラダとチーズのチャルダ
添え フォアグラ・黒トリュフのソース
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セコンド
Astice marinato al limone con salsa di gorgonzola e
caramelle liquido salate al tartufo nero
オマールエビのレモンマリネゴルゴンゾーラソース添え
黒トリュフの塩味カラメルソース
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お料理には粉末の抹茶や生姜が使われているなど日本
テイストが加えてありました!
メニューだけではどんな料理がでてくるのが想像が
つかなくて想像力をかきたてられて楽しかったです。

ドルチェの前にお口直し
チョコレートクリーム
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ドルチェ
Crema catalana 5 gusti
カタルーニャ風クレームブリュレ 5テイスト
5種ってどうやってでてくるんだろう!?って思って
いたら
じゃ~ん。こんな可愛い卵型の器に入ってました。
目の前で卵型のふたを開けてくれました。
演出が可愛いかったです♪♪
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何味だったかはっきり覚えてないのですが・・・
甘草、カカオ、オレンジ、ピスタチオ、シンプル
だったような。。記憶が確かではありません。
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Ristorante il Sole
Via Lame 67, Trebbo di Reno(BO)

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by infoitalia | 2009-11-21 00:56 | Emilia Romagna | Trackback | Comments(8)
Montefiascone(モンテフィアスコーネ)はご存知
白ワインEst!Est!!Est!!!の産地です。
モンテフィアスコーネについて←こちらをクリック)

知り合いに勧められて行ってきたトラットリア。
行く前にアドバイスを受けたことは:
量がすごく多いので1皿をみんなでわけながら食べるように!
いや・・これほんとに!!すっごい量でした。
お皿から溢れんばかりのお料理。お料理はとても家庭的な味。
その家庭的な味が美味しかったです。

ここのお勧めのメニューをオーダーしようと思って、
カメリエーレにたずねたところ・・
プリモは「○○○○○がうちの一押しです」
セコンドは「○○○○○がお勧め。すっごく美味しいですよ」
と教えてくれました。「じゃあ、それを」とオーダー。
暫くして戻ってきて「申し訳ございません品切れでした。」
あらら・・あんなに力強くお勧めしてくれたのに・・。爆
期待が膨らんでいただけにさらに残念。
でも気を取り直して違う料理をオーダーすることに。

また?という声が聞こえてきそうですが
ポルチーニ♪♪
写真ではわかりにくいけどすっごい大盛り。
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こちらはチンギアーレ
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パスタの湯で加減は絶妙でした。
美味しいけれど食べても食べても減りません~!!

食事がすんで、もう食べれません~というくらいお腹が
いっぱい。 コーヒーでも頼もうか?という時になって
先のカメリエーレが「デザートはいかがですか?」と
きいてきました。
「お腹が一杯で食べれないからコーヒーだけで」と返答した
のですが、「うちのドルチェをぜひ食べてみてください、
とっても美味しいですから、味見だけでもぜひっ」と言うので、
ついつい「何があるの?」と尋ねたら、
まず最初にズッパイングレーゼが美味しいと勧めてくれたので
それを頼むことに。
でも前例があるので、「ところで本当にあるの?」と冗談半分
で聞いたら、ちょっと慌てて厨房にききに行きました。爆
結果・・・・「(恥)・・・ごめんなさい、品切れでした(恥)」と。
恥ずかしそうなその態度に、寛大な(?)私達は違うドルチェ
を頼むことにしましたとさ。おしまい。。

これも でか~っ! 
パンナコッタ
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ぷりんぷりんとしていてお味はクリーミー。美味!
ソースはシンプルにカラメルソースを選んだのに、
なぜかちょこんとヌテッラまで添えてありました。

トラットリアからの景色、ボルセーナ湖の眺めが綺麗です。
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リベンジでまた行ってみたいトラットリアです。
Dante
via nazionale 2 Montefiascone

逃がした魚は大きい?
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by infoitalia | 2009-11-20 02:38 | Lazio(ラツィオ) | Trackback | Comments(4)
ピエモンテ州が続いてましたが、所変わってラツィオ州
のヴィテルボ。ヴィテルボはラツィオ州の北部で
トスカーナ州とウンブリア州の州境周辺に位置します。
街は城壁で囲まれていて、中世の面影を見事に残す
歴史ある町で、その歴史から「教皇の町」とも呼ばれて
います。
ヴィテルボでは毎年9月3日に、市の守護聖女サンタ・
ローザにささげられる祭りが行われます。
高さ28m、重さ5トンもある巨大な塔のような山車を100人
もの男性が担いで街を歩きます。
ロウソクが灯された塔が狭い旧市街を通っていく様は
幻想的です。
この山車は5年毎にデザインを変えるそうです。

さて、ヴィテルボ周辺でお勧め!と言われて行ってきた
レストラン。

アスパラと黒トリュフのタリオリーニ
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ポルチーニのタリアテッレ ぷりぷりのポルチーニが沢山
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「タリアータ」 (炭火焼きしたお肉の薄切り)
チーズとポルチーニのせ
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チョコレートのバスケットに
マスカルポーネのクリームとアマレーナ
アメ細工で飾ってあります。
ゴージャス♪
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お店の雰囲気もよく気に入りました♪
夜はピッツアもあるそうです。
"...al Solito Posto"
piazza del Santuario,34
La quercia, Viterbo

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by infoitalia | 2009-11-16 02:10 | Lazio(ラツィオ) | Trackback | Comments(6)
ピエモンテ州のランゲ地方はバローロ、バルバレスコなど
一流のワインが造られる地域。
細かく区画されたブドウ畑が丘陵地帯に広がっています。
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紅葉の時期は赤、黄、緑で織り成されたカーペットのよう。
グラデーションがとても美しいです。
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ピエモンテのランゲ地方はフランスのブルゴーニュ地方と
似ている点がいくつかあります
○生産者が比較的小規模であること
○ブドウ畑が細分化されている
○単一品種でワインが造られることが多い

バローロもバルバレスコもネッビオーロというブドウ品種を
使って造られます。ネッビオーロという名前の由来は、
果皮の表面にロウ粉がついて、それがネッビア(霧)のように
見えるからとか、霧がでるころに収穫が行われるからだとか
言われています。
このブドウ品種はどの地域でも栽培が可能というわけでは
ない難しい品種だといわれています。
このブドウから造られるワインはタンニンと酸味が強いので
寿命が長く、年月を重ねて熟成することで魅力的なワインが
造られます。

美味しいワインが飲みたいですね~!
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by infoitalia | 2009-11-13 03:49 | Piemonte(ピエモンテ) | Trackback | Comments(6)
DOCGワインBAROLO(バローロ)の生産地のうちの
1つBAROLO村へ。
見渡す限りブドウ畑という美しい感動的な景色の中、車を走ら
せているといよいよBAROLO標識が!
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DOCGバローロは「ワインの王様」と呼ばれるようにイタリア
ワインの中でも最高級のワインの内の1つ。
生産される地域はクネオ県のアルバ西側エリアの指定を受けた
限定されたエリアで造られます。
ブドウ品種はネッビオーロ100%

BAROLO村はとても小さくて、チェントロ(中心)にはエノテカ
やワイン関係のお店やトラットリアなどがあって楽しいです。
そしてこんな素敵なお城があります。
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城への門、背後にブドウ畑が広がっています。
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美しいブドウ畑。
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お城は博物館になっているようです。
地下にはバローロ地区のENOTECAがあり、バローロが
各種並んでいて圧巻!
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試飲をするコーナーもあります。
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次に続きます~。
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by infoitalia | 2009-11-09 09:07 | Piemonte(ピエモンテ) | Trackback | Comments(2)
アルバの白トリュフ祭り
街の中心では屋台やゲームなどが行われていて、中世の衣装を
着た人達が雰囲気を盛り上げていました。

ワインボトル釣り
釣竿の糸の先にリングが結んであって、そのリングをボトルの首に
引っ掛けることができたら、そのワインを賞品としてもらえます。
みなさんかなり真剣!
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これも、みんなかなり真剣なので笑ってしまったのですが、
馬の下にポンプがあって(?)、パイプを通して風船と繋がっています。
馬にまたがってポンプを上下させ風船を膨らませて
一番最初に風船を割った人が勝ち!賞品はワイン。

位置について~!(みんな真剣なまなざしです 笑)
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みんな上下に体を激しく揺らして馬を動かしています
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風船が割れて1等!
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他にアーチェリーとか、ダーツ(ぶら下がって揺れているサラミに
突き刺す)などなど なんだか昔懐かしい祭りといった感じでした。
大人も童心に返って遊んでいる感じで微笑ましかったです。

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by infoitalia | 2009-11-04 01:47 | Piemonte(ピエモンテ) | Trackback | Comments(8)

通訳・コーディネートでイタリア中を飛び回ってます イタリアソムリエ協会ソムリエ/オリーブオイルソムリエ


by infoitalia