イタリアを楽しもう!

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シチリアブドウ畑視察3 (Alberello-アルベレッロ式)

シチリアブドウ畑視察3 Alberello式(アルベレッロ)という仕立て方で
ブドウを栽培している畑を見に行きました。
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ブドウの木の仕立て方は気候や土壌や品質によって決定されます。
このアルベレッロ式は、日差しが強くて乾燥している地域、南イタリア
特にシチリアで多く使われています。

これだけ暑いので、水をどれくらい撒くのかとの問いに、
畑の真ん中にある井戸を指差されました。
みんなで覗いてみましたがかなり深い井戸の底に水があるのが見えました。
(みんながかわるがわるに覗くのをみて、
この畑で作業をしている方達は笑っていました。)
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地上はこんなに乾燥しているけれど、地下は潤っているので、
頻繁に水を撒く必要がないそうです。

夏季剪定の最中で、方法を見せてもらいました。
こうやって上に伸びている枝をきゅっと束ねて
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ぐる~んと巻いて
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きゅきゅっと巻きつけたらできあがり!
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簡単そう~!ということで、メンバーの1人が試してみましたが、
見ているととても簡単そうなのにそう簡単では無かったようです・・。最後の留めも
紐やワイヤーなどを使うわけではなく、くるくるっと巻きつけて留めるだけです。
手直しを受けているところ・・・。苦笑
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最後に・・・ブドウはこうやって下の方に生っています。収穫が楽しみ♪
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今回アルベレッロ式で栽培しているこれだけ広い畑を見たのは初めてでしたし、
いろいろ勉強になりました♪しかし、この数日でかなり日焼けをしてしまいました。
しかも服の形で・・・・。
(海に行って遊んでいるばかりではないんですよ~笑)
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Sicilia ブドウ畑視察2

シチリア・ブドウ畑視察2 を書こうと思いつつ、
つい脱線しておりました。
これが、今回紹介されたブドウ畑。
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栄養が足りていない葉っぱが数箇所ありましたが、
ここの畑についての感想は専門家曰くとりあえず
「interessante」(うん、いいんじゃない?)とのこと。
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地質も良いし、風通しが割りといいので良いブドウが
できそうだとのこと。
気温が40度近くある炎天下の中、畑を歩きながらブドウの状態を
チェックするメンバーの後ろをうろちょろしながらついて歩くこと数時間。

昨年の夏、朝食に「グラニータ&ブリオッシュ」初体験をしたことを語ったら、
Granita(1),Granita(2)(過去ブログ記事宣伝 (^^) )
シチリアのV氏に、アーモンド味のグラニータを食べたことがないのは
まだまだ未熟者だといわれました。。。
確かにここは、アーモンドの産地としても有名な地域。
それはぜひ食べてみないと♪
そんなことを話していたら、みんなの気持ちは一気にグラニータへ!!
Barにて勧められるがままに注文したのは、
アーモンドグラニータ+生クリーム&ブリオッシュ、甘そう?
と思うでしょ?
ところが、するすると喉越しよく通っていくんです。

次に向かったのは、シチリアでの樹の仕立て方として、
Alberello方式(アルベレッロ)
があるのですが、その畑を見に行きました♪
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イタリアソムリエ協会(AIS)ソムリエ試験

シチリアのブドウ畑視察について続けて書く予定でしたが・・・、
嬉しいことがあったのでその報告。

イタリアソムリエ協会(AIS)主催の、
イタリア政府認定ソムリエ試験に無事合格しました。
イタリア人に混じって(外国人は私だけでした)ソムリエ養成コースに
通うこと約2年。日本語で聞いても分からないような専門用語と
格闘しながらの結果です。
「試験に落ちたとしても、イタリア人ではないのだから言葉のハンディがある
のは当たり前、だからがっかりすることはないよ」という励まし(?)の言葉に
対して、イタリアのソムリエ試験なのだからイタリア語で試験を受けるのは
当たり前、だからこそ、その理由で試験に受からなかったという言い訳は
絶対に避けたい。絶対に試験に合格したいと思っていました。
第一次試験は筆記試験(試飲も含)があり、約2週間後に第二次試験の
技能・試飲・口頭試験がありました。
第二次試験の際に、筆記試験の結果を言い渡され、不合格だった人は
試飲・口頭試験を受けることができません。
第二次試験に進むことができず会場を去っていく人達や、同時期に
コースに通っていた仲間を見ながら、さらに緊張が高まりました。
ダメだと思っていた筆記試験の結果は思ったより良く合格、
試飲・口頭試験では、きゃ~詳しく覚えていない・・・という
イタリア以外の国のことについても詳しく問われて冷や汗が
流れましたが、なんとか、合格を手にしました。

試験勉強のためにナーバスになったり、試飲の勉強だといっては
連日ワインの試飲に付き合わせたり・・・と、
まわりの友人達を巻き込んでしまいましたが、
これでしばらく平和な時間が過ごせそうです。笑(友人達も解放されて
ほっとしていることでしょう・・・・・)
合格がゴールではなく、これからが本当のスタートだと思います。
これからは、もっと心にゆとりを持って勉強を続けていきたいと思っています。
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Sicilia ブドウ畑視察

SiciliaのCatania空港へ降り立ちました。
ここで、Enologo(エノロゴ/醸造家)M氏、
Agronomo(アグローノモ/農業地質学者)F氏、
トスカーナのワイナリーのDirettore(総責任者)A氏と合流しました。
各々イタリア本土各地から飛んでくるので、ここで集合ということに
なったのです。みんな揃ったところで、レンタカーにて、いざRagusa方面へ。
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          (↑すくすく育っています♪)
今回の目的は、彼らが数年前から着手しているブドウ畑の様子を見るのと、
さらに、他のブドウ畑を視察し購入するかも(?)というのがメイン。
私はというと、私の仕事に直接関係するかというとそうでもないのですが、
ワイン作りに興味あり!なので、誘ってもらったというわけです。
しかし暑い・・・・、40度近くあります。
途中のガソリンスタンドで、現地のブドウ畑で実際に作業をしているV氏、
ブドウ畑のオーナー(彼のブドウ畑を視察して状態がよければ商談に入る予定)
と合流しました、そうこうしているうちに、アグローノモのお友達だという
Siracusaのワイナリーのオーナーを含む2名が合流して、大所帯に!
いざ、ブドウ畑を見に出発! 
一面ブドウ畑かオリーブの木しかありません。
あ・・・暑い・・・。苦笑

続く
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トスカーナ州のレストラン「Ristorante Casalta」

SienaからFirenze方面へ向かっていく途中にMonteriggioniという
小さな小さな要塞の(?)村があり(ちなみに住民は42人とか)、
その近くのStrove地域にあるレストラン
「Ristorante Casalta」へ行ってきました。

トスカーナ料理のレストランですが、オーナーの出身地である
トロペア(カラブリア州)の特徴がでている料理もあるとのこと。

注文したアンティパスト
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セコンド (カモ)
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セコンドにあわせたワインは、
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Fattoria Le Fonti のChainti Classico
あいにく温度が高い状態でサービスされたため、
グラスから、なめし革や動物のにおいのようなモワ~とした香りが
直ぐに立ち上がってきました。
しばらく時間を置いたものの、変化があまり見られないので、
少し冷やしてもらうことに・・・。
残念ながら、心地よい花や果実の香りの復活は見られず、
酸味やミネラルもなんとなくはっきりしない感じでした。
今度は違う状態のボトルを試してみたいと思います。
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Siena 未完のFacciata(ファサード)

Sienaへ仕事で行ってまいりました。
仕事の合間に、ちょっと時間があったので前から登りたいと
思っていた所へ行ってきました。
(このような景色が見えるんです♪)
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Campo広場にある102mのレンガ造りのTorre del
Mangia(マンジャの塔)↑には、かなり前ですが登ったこと
はありますが、ここには登るチャンスがなかったのです。

どこかと言うと・・・・
「未完のFacciata(ファサード)」です♪

DUOMO(大聖堂)は、Facciata(ファサード)の
華やかさもさることながら内部も床面の大理石など素晴らしい
ことで有名です。
その側に、大聖堂付属美術館
(Opera della Metropolitana)があり、そこから
展望台に登ることができます。

まずは美術館に入り、美術品を見ながら上の階へ登っていく
と、「PANORAMA」と言う表示があります。

さて、この展望台、ただの展望台ではないのです。
実は、DuomoのFacciata(ファサード)になるはず
だった部分なのです。
金銭面の問題や、これほど大きな建造物を支えるだけの地盤の
問題や、また1348年のペストで住民の2/3が死んでしま
ったことなどから未完に終わってしまったそうです。
今でも、この未完のFacciataと柱はそのまま残っています。
(この一番上まで登れるんですよ)
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こんな階段で上に登っていくと、一番目の写真のような景色が
見えます。
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Doumoを側面から見たところ
(左側に実際のファサードが見えます)
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これもDumonoの側面
(未完のファサードから見て真正面の部分)
予定では側面ではなかったんですよね。。
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本当に計画が実行されて建設されていたら、巨大なDuomoが
完成していたのかと思いをはせました。

そういえば、上にあがってシエナの景色を眺めながら静かに
時間を過ごそうと思っていたのですが、沢山の学生さん
グループがスケッチをしていて、無理でした・・・・。
確かにここからの眺めは素敵ですものね。
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Monte S.Biagio (モンテ サン ビアージョ)

Monte S.BiagioはLazio州のLatina県にあります。
海抜130mくらいの高台に旧市街があり、その特徴はというと
旧市街の中心には急な階段を上ってアクセスすることです。
たとえば・・・
私有地かも?と思わせるような、頭上には誰かのお家がある階段
(しかもすごく急な階段!)から・・
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または、こんな風に階段を上っていくと町の中に入っていけます
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ポルティコの中にも階段がありました・・・(とっても雰囲気が良い)
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と、いろんな階段からあがっていけますが、平らな通りはほんの100mくらいで
そこに教会と、BAR、レストランが1つづつありました。
(この通りが町の中心のようです。)
他は階段や、坂道になっていて、これまた迷路のような作りです。
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ブドウの木が玄関の前に生えている可愛いお家
(写真では平らな道に見えますが、下り坂になっています)
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滑りやすい石畳なので、足元に注意しながら(なんせサンダルを履いていたもの
ですから)、坂や階段を上ったり下りたりと散歩しながら、最終的に
ひょっとしたらこれが町の正門だったのかも?というところに到達しました。
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また面白い町を1つ発見いたしましたというのが感想です。
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Bianco di Pitigliano(ワイン) と 猪のサラミ

前回のブログに 続く・・ と書きながら、UPするのが遅くなってしまいました。
さて、Pitiglianoのワインと言えば Bianco di Pitigliano DOC
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Cantina di Pitiglianoの
Bianco di Pitigliano superiore "Ildebrando"を試飲してみました。
50% Trebbiano Toscano,
15% Chardonnay,
15% Sauvignon,
20% Malvasia

光沢をもつ麦わら色、上品でトロピカル系フルーツの香り、
まろやかで調和が取れている、長く余韻が残る
アルコール度数:13.5℃

この地域といえば、猪のサラミやソーセージ♪
めがねをかけた猪さんが迎えてくれました。
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猪の干し肉: お酒のつまみにもよいですが、小さく切りきざんでパスタのソースを
作るときに使ってもOKとのこと
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沢山のソーセージやサラミが!
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持ちきれないくらい買い込んで帰りました。
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Pitigliano (ピティリアーノ)

Pitigliano(ピティリアーノ)は、Toscana州南部の内陸にあります。
(Lazio州との境近く)
この町は、凝灰岩の町、又、古代エトルリア人とユダヤ人との関係が深い町
ということで知られています。
Capalbioの町を探索している時に、やけに町に詳しいお兄さんがいて
知り合いを案内しているようでした、そこで「この町に住んでいるのですか?」と
尋ねたところ、Pitiglianoという町に住んでいて、そこは凝灰岩の町で、
まるでプレゼーピオ見たいな素敵なところだという返答がありました。
そう聞いたら、行かないわけには・・・・
というわけで、次の日早速足を伸ばしてみたというわけです。
突然現れたこの景色!
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Pitiglianoの基礎は古代エトルリア人が造り、周辺に遺跡が残っています。
ローマカトリックの強大な権力によってユダヤ人は常に迫害を受けていました。
Pitiglianoは非教皇領だったため、多くのユダヤ人が流入してきたそうです。
1799年のナポレオン支配時代や1930年代のユダヤ人迫害時代、又、
第二次大戦時も多くのユダヤ人をかくまってきたそうです。
というわけで、今でもPitiglianoにはゲットーの跡地や
ユダヤ教の礼拝所であるシナゴーグが残っています。

凝灰岩の町といえば、南イタリアバジリカータ州の
Matera(マテーラ)
の「サッシ」と呼ばれる凝灰岩に穴を開けて作られた
洞窟住居がある旧市街地区が有名です。
Pitiglianoは、マテーラに比べてもっと整然としていて建物も綺麗に
修復されていました。メインの通りは車も通ることができるようです。
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CapalbioのあのこじんまりしたイメージやMateraの修復されてはきている
けれどまだ廃墟的な(もちろん今は廃墟ではないですよ!)
イメージが強かったからか、あら?(思っていたより)綺麗な町だ!と、
いうのが感想でした。しかし、とても興味深い場所だと思います。

というわけで町探索はここまでにして、
Cinghiare(猪)のサラミやソーセージ、この土地のワインを
探し始めることにしました。 続く・・
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