この内容はちょっと前に書いていたのですが、UPするのが
遅くなりました。
大震災の後、日本国民の素晴らしさが大きく取り上げられてい
ますがこれらは子供の時から普通に受けてきた教育や生活環境
が大きく影響しているのだとつくづく思います。
日本は素晴らしい国だと思います。
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通訳、アテンド、視察先のコーディネート、輸出入のサポート
などを行っていますが、ありがたいことにさまざまなご依頼を
頂いています。
今回は小学校視察のコーディネートのご依頼を頂きました。
1ヶ月近く準備を進めてきて無事に当日を迎えることができ
ました。
視察先が学校ということもあり、お役所的な申請や手続きが
あり、直ぐにハッキリしたご返答をすることができなかったり
と大変ご迷惑をおかけしましたが、なんとか無事に視察を終え
ることができたと思っています。
どのお仕事も私自身にとって1回、1回が勉強であり、沢山の
ことを学ばせていただき、それらは貴重な経験・財産となって
います。
お仕事のご依頼をくださるお客様にはいつも感謝しています。
ありがとうございます。
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さて、本題に入ります
今回の視察先は、ラツィオ州とトスカーナ州の小学校2校。
イタリアの小学校、日本の小学校とはだいぶ様子が違っていま
す。まず5年制ということ、新学期は9月から。
各クラスの児童数は約20~22人。
玄関に守衛さんがいて、用務員さんのような方が2名各階
に配置されていました。
ところで、日本の小学校って掃除の時間ってありますよね?
自分の教室や廊下。さらにクラスや班ごとに順番に当番が
回ってきてトイレや校庭など掃除をしていた記憶があります。
なんとイタリアでは児童は掃除しません。
掃除も学校教育の一部だと私は思うのですが・・。
イタリアでは自分の家の中は驚くほどピカピカに磨き上げて
いますが、公共の場に対しては、気軽に道に物を捨てたりと、
結構無関心な方が多いような気がして残念です。
小さい時からの教育で習慣付けることができるのではないかと
思います。
他に日本との違いと言えば、
制服代わりのスモックを着用していることや、体操の時間の
体操服といったものがないこと、集団登校はないので親が
送り迎えをすること、おやつ(軽食)の時間があること 等。
その日によって内容は変わりますが、10時30分頃に果物
やビスケット、パニーノなどが配られます。
学校にもよりますが、日本の小学校のように鉄棒や滑り台
などが設置されているような広い運動場の校庭がある学校
が少ないように思います。
(そいうえば、イタリアには鉄棒がないって聞いたことがあり
ますが、どうなんでしょう?
手にマメを作りながら練習しましたよね?今ではスカート回り
なんてしないんでしょうか?笑
あ?知らない方の方が多い??)
給食について。
学校によって給食の調理場が併設されているところ、給食
センターで作られたものが配送されてくるところがあります。
ここでも驚いたのは、配膳と食器の後片付けを児童はしない
ということ。
給食当番というものが存在しないそうです。
トイレで手を洗って列に並んで先生に引率されて給食ルームに
やってきます、テーブルにはパスタやリゾットなどのプリモピ
アットが既に配膳されています。プリモピアットを食べ終わっ
た頃に、お肉や魚などのセコンドピアットと付け合せのコントル
ノが運ばれてきます。
トレーに全てのお料理がセットされるわけではないのです。
全部一緒に出したら仕事が半減するのでは?と思ったの
ですが、配膳担当の方が「温かいものは温かいうちに食べない
と美味しくないでしょ?」とおっしゃっていました。
給食ルームでは、12:30分から1年生、2年生、3年生の
半分が食事をします、そして13:30から3年生の残り半分
と4年生、5年生。この入れ替わりの間に、片付けをして
配膳をするというわけです。調理場では、作り置きをしないの
でその時間に合わせて調理をします。
これは(↓)給食ルーム。すでに配膳が始まっています。
(子供達が入ってくる前。 嵐の前の静けさ・・笑。)

イタリアの子供達は元気一杯、お喋りの声がすごくてとても
にぎやかです。
好奇心旺盛でみんな元気に挨拶もしてくれました。可愛い!
生分解性の素材でできているお皿とプラスチックのコップを
使っている学校もあります。
またテーブルクロスには各食物の可愛い絵があり、その栄養に
ついて簡単な説明が書いてありました。
(牛乳、魚、チーズ、パン、肉、果物 など)
(↓)

ある日のメニュー

給食のメニューで感心したのは、食物アレルギー、宗教、
べジタリアンなどの理由で通常のメニューの食事を食べれない
子供達に特別のメニューを作っているということ。
毎日各児童の出席とその日のメニューをチェックして、特別
メニューを別に調理して作っているということです。
大量の給食を作っている調理場(↓)。重労働ですね。

それから学校の地域にもよりますが、移民の子供達も多いので
国際色が豊かです。今回の視察先の小学校はそうではありま
せんでしたが、なんとクラスの半分以上が外国人というところ
もあるそうです。
少子化が進んでいるイタリア、出生率を支えているのは外国人
だそうです。
人種差別なく皆が仲良く勉強できるようにイタリア以外の国の
文化についても勉強するようです。
ある国をテーマにして給食にもその特別メニューが出たりする
ようです。
古代ローマ時代のことを勉強した時には、その当時の衣装を着
たりしたそうですよ。想像するだけで可愛らしい。
歴史が深いイタリア、歴史を知ることはイタリアを知ること
でもありますよね。
まだまだ挙げだしたらきりがありませんが、とにかくとても
興味深い視察でした。

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