シチリアブドウ畑視察3 (Alberello-アルベレッロ式)
ブドウを栽培している畑を見に行きました。
ブドウの木の仕立て方は気候や土壌や品質によって決定されます。
このアルベレッロ式は、日差しが強くて乾燥している地域、南イタリア
特にシチリアで多く使われています。
これだけ暑いので、水をどれくらい撒くのかとの問いに、
畑の真ん中にある井戸を指差されました。
みんなで覗いてみましたがかなり深い井戸の底に水があるのが見えました。
(みんながかわるがわるに覗くのをみて、
この畑で作業をしている方達は笑っていました。)
頻繁に水を撒く必要がないそうです。
夏季剪定の最中で、方法を見せてもらいました。
こうやって上に伸びている枝をきゅっと束ねて
ぐる~んと巻いて
きゅきゅっと巻きつけたらできあがり!
簡単そう~!ということで、メンバーの1人が試してみましたが、
見ているととても簡単そうなのにそう簡単では無かったようです・・。最後の留めも
紐やワイヤーなどを使うわけではなく、くるくるっと巻きつけて留めるだけです。
手直しを受けているところ・・・。苦笑
最後に・・・ブドウはこうやって下の方に生っています。収穫が楽しみ♪
今回アルベレッロ式で栽培しているこれだけ広い畑を見たのは初めてでしたし、
いろいろ勉強になりました♪しかし、この数日でかなり日焼けをしてしまいました。
しかも服の形で・・・・。
(海に行って遊んでいるばかりではないんですよ~笑)