中部イタリア旅行 ボマルツォ・怪物公園編

何回かご紹介していますが、ボマルツォの怪物公園!
Parco dei Mostri (Bomarzo)

この一帯を治めていた貴族オルシーニ家のピエール・フラン
チェスコ王子(ヴィチーノと呼ばれていた)が最愛の妻を亡く
し、その悲しみから開放されるために作らせたというこの公園
(1552年)。

作ったのはなんとルネッサンスを代表する建築家ピッロ・リゴ
ーリオ。彼はミケランジェロの死後、サンピエトロ寺院の建設
を引き継いだり、イタリアの貴族の庭園や別荘を手がけている
著名な建築家です。そんな彼がこの不思議な公園を作った
というのだから驚きです。

緑深い森の中、巨大で奇怪な像の間を道に迷いながら
さまよえる、まるで迷路のような公園を・・
という希望で作られたそうです。

神話やファンタジーの世界に引き込まれるこの公園、実は
オルシーニ公の死後、すっかり忘れられていましたが、
長い眠りから目覚めたのは1954年にこの土地を購入した
イタリア人によって修復されてからです。

こちらは「プロテオ(Proteo)」。
海の神ネプチューンの子供だそうです。
頭の上には地球があり、その上にオルシーニ家の城。
オルシーニ家の権力を象徴しています。
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牛を盗んだためにヘラクレスに引き裂かれる巨人カークス
この像・・巨大です!
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亀 
甲羅の上に人物の彫像が乗っています。
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クジラ 
可愛い~と思ってみていたら・・
人間を食べる海の怪物だとか
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怪物公園内で第1作目の「傾いた家」は、
傾いた家を持ち上げるようにして写真を撮ったりして楽しめ
ますが、中に入ってみると面白い。
床が傾いていて平衡感覚が失われます。
実は招待した人達を驚かすのが狙いで作られたそうです。
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これ・・・眠れる森の美女だとか
巨大だし、だら~んと寝そべっている姿が怖い・・
美女なのか・・?
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ドラゴン同士の戦い
迫力満点!
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待ち伏せする熊
結構可愛い気がするのは私だけ?
奇怪なものばかりなので、ひょっとして奇妙な細工とか
逸話があるのでは?と疑ってしまいます。笑
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復習の女神・エリニュニス
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公園内で最も有名なオルコ!冥界の神
中にはベンチとテーブルもあります。
当時はこの中でおしゃべりとかしていたのでしょうか?
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3つの頭を持つ冥界への番犬ケルベロス
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松ぼっくりの広場
松ぼっくりが巨大ですが、この広場は可愛い。
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公園内で昼寝をしている人達も沢山いました。
目が覚めた時には違う世界に彷徨っていたりして・・。
怖っ・・。^^

公園内から垣間見れるボマルツォの町。
でも町から公園(森)の中は鬱蒼としていて見えません。。
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Commented by pcmimiko0207 at 2011-09-07 08:38
怪物公園って聞いただけで。。。面白そうです!
巨大な彫像は、どれも特徴ありいい感じですね~~
どうやって運んだのでしょう?!
昔の方の知恵は、すごいですよね(・o・)
Commented by ゆあんだ at 2011-09-07 09:04 x
怪物公園の口を開けた顔ですが、ブラピの「ツリーオブライフ」に一瞬だけ映ってました!1私以外にも、気付いた人もいるようです・・・。
Commented by ちょこちょこしょこら at 2011-09-07 12:15 x
ヘラクレスに引き裂かれる巨人カークス すっごい大きさですね。
個人的にはプロテオが好きです。
美女は、確かに微妙な。。。右手の二本指が気になります。
Commented at 2011-09-07 13:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 荒川リリー at 2011-09-07 18:10 x
本当に怪物公園!!ユニークですね!!イタリアならでは!!ですね〜!!
Commented by tammys04 at 2011-09-07 23:59
おおー、これ昔geliusさんのブログで見てから一度行ってみたいと思ってた公園でした。そういやgeliusさんどうしてるかな(ってここで書くなっていう話ですが - 苦笑)
↓の死に行く街もいいんですってね。これもうちのお客さまたちから何度も聞いてて一度行って見ないとと思いつつ、まだ行けてません。ラツィオは車がないと遠くて。
いやー中部イタリアの旅、楽しそう。井の中のカワズなのでこの続きもたのしみ~。
Commented by jose at 2011-09-08 10:30 x
すっと思ってましたここの怪物彫刻はまったく他で見た事が無い様式の気がします、ロマネスクの素朴ともゴシックのガーゴイルたちとも、本当に遊び心で作った様な。
熊とバラはオルシーニ家の紋章です、広場のまつぼっくりはよく有りますが半分はどんぐりでこれもまた面白い。
Commented by Ciccio at 2011-09-08 12:02 x
生い茂る緑と石造建築物…
何故にこんなに合うんでしょう(喜
ここなら1日中居れそうです。。。

若かりし頃、バックパックを背負って旅した、アンコールの遺跡群を思い出しました。

Commented by infoitalia at 2011-09-08 17:47
pcmimikoさん。初めて聞いた時は、子供だましの小さい公園かも・・と思っていたのですが、行ってみてびっくり。広大な公園(森?)の中に巨大で奇怪な像が沢山。天気がいい日はピクニックも楽しいかも♪ でも薄暗い時には怖いです・・。笑
巨大な物を作ることで権力も表現しようとしたのでしょうね。
Commented by infoitalia at 2011-09-08 17:54
ゆあんださん。そうなんですね~!ブラピがこの公園に来いていたのかと興奮してしまいましたが(笑)、ブラピとオルコのツーショットがあったわけではないのですね。笑
でも!どうしてここが写ったのだろう?!世界的に有名な名所になったりして?!^^
Commented by infoitalia at 2011-09-08 18:04
ちょこちょこしょこらさん。ヘラクレスがこの公園内で一番大きいそうです。写真中に人物が写っていないと比較しにくいと思いますが・・他の像も大きいですよ~。
プロテオ、可愛いですよね。なんだか獅子舞に似ているような気が。
美女の指、そういわれて良く見てみました。薬指と小指で身にまとった布(?)を握り締めているように見えますが、どう?
Commented by infoitalia at 2011-09-08 18:06
鍵コメ at 2011-09-07 13:09さま!
うふふふ~、まさにその通りです。チヴィタのにも実はそんなトリックが。 ^^
Commented by infoitalia at 2011-09-08 18:11
リリーさん。まだまだ沢山ユニークな場所があるんだろうな~と思います。
リリーさんのファンタジーな創作意欲をそそるような場所ですよ!^^
Commented by infoitalia at 2011-09-08 18:20
tammyさん。私もgeliusさん、どうされてるのかな?と思ってちょくちょく覗いているのですが更新されてなくて・・お元気かしら?

この公園、何度行っても怪しく面白い・・笑。もっと詳しく1つ1つの像に対する逸話などが記載されてたりしたらさらに楽しめそうです。
チヴィタもいいところですよ~。段々観光地化されてきています。
中部イタリア(トスカーナ、ラツィオ、ウンブリアの周辺) トスカーナのような明るい石ではなく、暗めのグレーの凝灰岩で作られた建造物が多くて寂しいイメージですが、結構見所がありますよ~!
トスカーナの田舎にも素敵なところが沢山ありますよね~でもやっぱり車がないと行けない・・。
Commented by infoitalia at 2011-09-08 19:09
joseさん。まさにこの公園は、遊び心で作ったという言葉がぴったりですね。
世界に類を見ない唯一の美しい公園を!と作らせたこの公園、「世界の七不思議よりも素晴らしい公園」と自負する言葉が入り口の像に記載されているくらいです。
熊とバラ、なるほど・・そういえばそうですね♪♪
松ぼっくりの広場、松ぼっくりにどんぐりを混ぜているのも変わったものをという意図からでしょうか。
Commented by infoitalia at 2011-09-08 19:32
Ciccioさん。公園といっても、小川がちょろちょろと流れていたり、小さい滝があったりしてまさに森の中。 暑くない季節にだったら何時間でものんびり過ごせそうです。虫刺されスプレー持参で。笑

すっかり忘れ去られていたこの土地を購入した人も、足を踏み入れた時に巨大で奇妙な像がゴロゴロと苔むした森の中からでてきてびっくりしたのでは!笑

アンコールの遺跡!バックパックを背負っての旅行。素敵ですね。
私もバックパックを背負って各地を旅行してましたが、最近はもう・・。苦笑
この公園を作らせたオルシーニ公もそんな壮大な公園をという要望で作られせたのだそうですよ!
by infoitalia | 2011-09-03 15:58 | Lazio(ラツィオ) | Trackback | Comments(16)

通訳・コーディネートでイタリア中を飛び回ってます イタリアソムリエ協会ソムリエ/オリーブオイルソムリエ


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