イタリアを楽しもう!

カーニバルのお菓子 

イタリアのカーニバル。
カーニバルとは、イエスキリストが復活したパスクア(pasqua)
(イースター 復活祭)に関係しています。
復活祭の日は「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に
祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日です。
今年は最も遅い4月24日となっています
(2010年は4月4日でした)。

カーニバルは、この移動祝日の復活祭から40日前(日曜日を
除く)に約一週間かけて行なわれるものです。
今年の日程は2月26日~3月8日となります。
そろそろ終盤に差し掛かっていますね。

イタリアの各地でカーニバルの催しが行われますが、最も有名
なのは、ヴェネツィアの仮面や仮装(町中が仮面舞踏会のよう
でとても華やかです)、ヴィアレッジョの山車(時代を風刺し
た迫力ある巨大な山車のパレードです)、イブレアはオレンジ
を投げ合う「オレンジ合戦」(誰でも参加可能なので、オレン
ジを投げつけられないためには、赤い帽子を被って観戦です)

この時期のお菓子の代表は、Chiacchiere(キャッケレ)。
細長くカットした生地を揚げる際に、パチパチピチピチといっ
た油の音、もしくは食べる時にパリパリという音がお喋りのよ
うに騒がしいからこのように命名されたとか。(イタリア語で
キャッケレは「お喋り」という意味です)
地域によって呼び名が変わって、トスカーナ州では、チェンチ
(雑巾)と呼ばれています。ローマではフラッペ?、トリノでは
ブジエ(「嘘」という意味)、ミラノではキャッケレです。

下着と仮面をつけて色っぽい(?)豚さん(下の写真)の右に
あるのがキャッケレ。
c0077533_0414943.jpg

そして豚さんの手前にあるプラスチックの容器にご注目。
ナポリだけで見かける物、「サングイナッチョ(sanguinaccio)」
と呼ばれるチョコレートディップです。
この名前はサングエ(血)からきています。
昔は豚の鮮血を混ぜて作られていた(怖・・)そうですが、今は
衛生基準で禁止されて市場に出回ることはないそうです。
(でも自分用に作っている人はまだいるかもしれません・・)
今は名前だけはそのまま残っていますが、チョコレートで作られ
ていますからご安心を。
キャッケレにこのサングイナッチョをつけて食べるのがナポリ風。

他にヴェネツィアでは、フリッテッレといわれる揚げドーナツ
が出回ります。シンプルな中に何も入っていないものや、生ク
リーム、チョコレートクリーム、カスタードクリームなどが入
っているものもあります。

こちらはブタの形をしたチョコレート。
c0077533_0434534.jpg


これ(↓)はカバンの形をしたケーキ。ヌテッラのケーキの
ようです。 
あっ!これ、もしかしてルイ・ヴィトン??
c0077533_114939.jpg

右上(写真↑)見えるのはZeppole di San Giuseppe
ゼッポレ・ディ・サンジュセッペ
3月19日のイエエス・キリストの養父・聖ジュゼッペの祝日
に食べられるお菓子です。
ドーナツ型の揚げシューの上にカスタードクリームを絞り、
アマレナというチェリーのシロップ漬けを飾ります。
南イタリアで見かけるお菓子です。

おまけ
カーニバルの仮装に欠かせない仮面
チョコレートでできたナポリのプルチネッラの仮面です。
c0077533_138100.jpg


c0077533_14315657.jpg
← ビジネス・個人旅行のイタリア語通訳・アテンド。
こちらからサイトをご覧ください。



2つのランキングに参加しています。2つ共クリックお願いします!
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ 人気ブログランキングへ
[PR]
by infoitalia | 2011-03-05 16:39 | cibo(食べ物関係) | Trackback | Comments(10)
トラックバックURL : http://infoitalia.exblog.jp/tb/16014300
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by sfarina at 2011-03-06 08:15
カーニバルの時期にイタリアに居た事はないので
実感として良く分からなかったのですが、
こうやってみると地方によって同じ行事でも色んな楽しみ方がありますね。このキアッケレ/チェンチ作った事はなくて 今年作ろうと思っていたら もうカーニバルの時期は終わってしまうのかぁ、どうしよう^^
イタリアって本当にセクシー豚が多いですよねぇ(笑)
豚の地をチョコレートに入れていたのは 昔の人の貴重な栄養源だったこともあるんですかね。
興味深い記事ありがとうございます^^
Commented by q503-2010 at 2011-03-06 10:33
豚さん いい感じですね^^
楽しそう~

日本のお祭りも好きだけど
イタリア人は楽しみ方?センスが良さそう
(隣の芝は青く見えますね・・・)
Commented by infoitalia at 2011-03-06 19:19
sfarinaさん。上記に書いたようなカーニバルは有名ですが、他にも各地で、山車がでたり、民族衣装に身を包んだパレードがあったり、広場に子供達が仮装をして集まったりといろんな行事があります。
昨日のTVのニュースを見ていたらインタビューで、キャッケレは好きだけど、カーニバルが終わったら店先に並ばなくなるから残念・・そうなったら・・自分で作ります!とか言ってる人がいましたよ。笑
ブタの血は、栄養源や、昔はチョコレートが高価だったことなど、いろんな理由があるようですよ。
Commented by infoitalia at 2011-03-06 19:21
q503さん。ぶたさんいい味だしてますよね。なぜ下着着用?笑 下着を着けてなければ気にならないのに、つけていると反対にセクシーですよね。笑 
私も日本のお祭りも好きです!イタリアのお祭りは食べ物の密接に結びついてる?笑 日本もそうですね。
Commented by ritokotoG at 2011-03-06 21:06
ぶたさんの下着、妙にセクシーです〜笑
血をまぜてつくっていたなんて、なんだかえぐいですけど
昔の知恵だったのでしょうね

infoitaliaさんも、捨てれないんですね
私もなんですけど、結婚以来1年おきに引っ越しをしてるので
一度、思い切って捨てたときがあって、今でもそれを後悔しています
大事にとっておいたら、また使える日が来るはずだったのにっと。。。
Commented by ドン・シモーネです!! at 2011-03-07 02:41 x
凄く勉強になりました・・
本で読むより
こちらにお邪魔したほうがよっぽど解りやすいです・・
ありがとうございました
Commented by infoitalia at 2011-03-07 19:03
ritokotoGさん。ブタは捨てるところが無いと言いますが血までもこのようにして使われていたんですね~(感心)。

1年おきに引越しって大変ですね。そうなんです・・思い切って捨てた後で後悔することがあるので、やっぱり捨てれません。笑
Commented by infoitalia at 2011-03-07 19:56
ドンさま。あら?そう言っていただけると嬉しいです。
ところでセンスの良いお洒落なドンさま、このルイ・ヴィトンのバックどう思われます?笑
Commented by ぷー at 2011-03-08 08:35 x
キアッケレに目がありません。あー!
今年だけでどんだけ食べたか…(恐ろしくて言えません)。
うちはロンバルディアだけど、フリッテッレも一緒に売ってくれてます。あれも溜まりませーン!(身悶え中)

あ、ゼッポレも大好きです♡
美味しいですよねー。。
Commented by infoitalia at 2011-03-09 00:17
ぷーさんもお好きですか?サクサクパリパリとついつい食べちゃいますよね。フリッテッレ・・たまりません~!!
危険信号が・・・でも辞められない~。笑
<< 女性の日(Festa dell... 引退にはまだ早いカバン >>