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SLOW WINE (スローワイン)

イタリアで出版されるワインガイド(評価本)といえば、
・Gambero Rosso(ガンベロ・ロッソ)とSlow Food(スロー
フード)によるVINI D'ITALIA(ヴィーニ・ディタリア)
・イタリアソムリエ協会によるDUEMILAVINI(ドゥエミラ
ヴィーニ)、
・Veronelli(ヴェロネッリ出版)によるI VINI DI VERONELLI
(イ・ヴイーニ・ディ・ヴェロネッリ)、
・Espresso(エスプレッソ出版)によるVINI D'ITALIA
(ヴィーニディタリア)
・Luca Maroni(ルカマローニ)によるGUIDA DEI VINI
ITALIANI(グイダ・ディ・ヴィーニ・イタリアーニ)

が有名です。

上記の一番上のワインガイドは、一番評価が高いワインには
トレビッキエーレのマークがつけられることで知られている
有名なガイド。ガンベロロッソとスローフード共同出版でした
が、両者の関係は解消され今後はガンベロ・ロッソのみで、
引き続き出版していくことになりました。

一方、スローフードは2011年度版から新しく「スローワイ
ン」というガイドを出版することになりました。

そのお披露目が10月20日トリノで行われました。
続々と広い会場に関係者が入っていきます。
c0077533_057894.jpg


このガイドは一年半もの歳月をかけ、200名もの協力者に
よって編集されました。

このガイドの特徴は、
・ワインへの点数(ポイント)をつけない
・実際にワイナリーを訪問して、生産者、歴史、製造工程、
畑、アイデンティティーで評価をする
・生産地の特徴、製造についての情報が盛り込まれている

ワインは試飲しただけで評価するのではなく、テロワール、生
産者、生産方法、などを重要視するべきで、そのワインが生ま
れた土地、背景を知ってもらいたいとの意向。

c0077533_056841.jpg


評価の見方:

<ワイナリーの評価>
下記のマークがつけられる
1.かたつむり:
スローフード協会のシンボル。スローフード協会の規準に基づ
いて、テロワール、環境、特徴などの価値を表現しているワイ
ナリーに贈られる。
さらに、理由が横に記載されている。
2.ボトル:
生産された全てのワインのクオリティーが高い規準を満たして
いるワイナリーに贈られる。
3.コイン:
全てのワインがクオリティプライスが高いワイナリーに贈ら
れる。

・ワインの評価
1.Vino Slow(茶):
クオリティが非常に高く、かつその土地の特徴や歴史をうまく
表現しているワイン。
2.Grande Vino(赤):
クオリティが非常に高いワイン
3.Vino Quotidiano(青):
エノテカでの販売価格が10ユーロ以下のコストパフォーマン
スが非常に良いワイン。

興味深いのは、ワインはワインだけではなくてその背景を
知った上で楽しんで欲しいこと。ワインだけでなく、カンティ
ーナの情報をどんどん盛り込んでいこうということ。消費者
に対してワイン製造には、土地、仕事、歴史、環境、全てが
密接に関わっていること、作り手の大変さということも伝え
ていきたいということ。

c0077533_0574199.jpg

そして、生産者の方に向けてのメッセージとして
ワインは評価が大切なのではなく、自分のために作って
ください!自分の好きなワインを作ってください!と。

このガイドブックは生産者の立場ではなく、消費者の立場で
作られているとのことでした。

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by infoitalia | 2010-11-01 01:00 | Vino(ワイン)&ワイン見本市 | Trackback | Comments(6)
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Commented by ぷー at 2010-11-04 07:37 x
私のようなワイン素人には、いい感じのガイドのようです(どんなんや)。
一本のワインに対して、いろんな情報をコンパクトにまとめてくれているなら、こんないいことはないですよ〜。
別にウンチクを語れるレベルになろうと思っているのではなく、普段に飲むものや、プレゼントに出来るものを、簡単に知れるかもしれないガイドは丁度いいと思います。
Commented by jose at 2010-11-06 11:21 x
どうもこういう物は懐疑的、協会の言いたい事はなんとなく分かるのですが評価の基準が曖昧でどうにでも言えそうです、ワインにポイントは付けないが評価をする、でも『評価は大切ではない』うーんどうなんでしょう?評価せず紹介本にしたほうがすっきりしそう。
ひねくれた見方をすると大規模な袖の下機構を作っているような気もします、こんなコメントはしない方が良いですかね?
Commented by infoitalia at 2010-11-06 11:46
ぷーさん。いろんな情報があるのはいいことですよね。どんなところでどんな人に作られているのかを知るのは、醸造の難しい話よりも一般の消費者にとって親近感がわくと思います!!
Commented by infoitalia at 2010-11-06 11:50
joseさん。まさに私もそう思いました。「あれ?でも、評価してるよね?」という感じで・・。その評価の方法もどういう規準なのか明確ではないので、評価をつけないで紹介したほうが絶対にいいと思います。作り手側も、評価のされかたが明確ではないので困惑してました。苦笑
こういうコメント大歓迎です!!!
Commented by 荒川リリー at 2010-11-07 23:50 x
なるほど、スロウワイン、日本ではまだ聞かない言葉ですよね!!新鮮ですね!!
スロウワインのシンボルのカタツムリちゃんが、可愛いです!!

私は残念ながらワインの味がわからないお子ちゃま舌ですが、飲めるならば、そのようなガイドブックは有難いですよね!!
Commented by infoitalia at 2010-11-13 10:31
リリーさん、コメントが遅くなって本当に申し訳ございません!
スローフードだからスローワインと名づけたのでしょうね。
スローフードのシンボルであるカタツムリをこちらでも使っているとのことでしたよ。
沢山ガイドブックがあって混乱しちゃいますけど、いろんな書き方があってそれはそれで面白いなと思います!


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