大理石とラルドの町Carrara(カッラーラ)

ところ変わってお次はトスカーナ州へ!

トスカーナというと、フィレンツェやシエナなどの歴史ある町
や緑に囲まれた美しい丘陵地帯が真っ先に思い浮かぶかと
思いますが、今回は海側の町へ行ってきました。
しかもトスカーナ州とリグーリア州の州境に程近い
Carrara(カッラーラ)です。
こちらは大理石とラルドの産地として知られています。

まず、大理石について。
イタリアの文化と大理石は密接な関係があり、建築、彫刻に
欠かせないものです。
この町には大理石の彫刻コースで有名な美術大学もあり、
日本からも多くの方がここで学んでいるそうです。
採石した大理石の倉庫だけでなく、加工する工場や彫刻の
工房などが沢山あるようです。

山全体が採石場となっていて、まるで雪山のような景観。
駅からも遠くに雪山のような採石場が見えます!
線路脇にある敷地内にも大理石がゴロゴロ置いてありました。
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カッラーラの町は駅から山の方に進んでいった高台にあります。
採石場の白い山がどか~んと背後にそびえる様は圧巻!
(といいながら・・ちらっと写っている写真ばかりで、圧巻な
のが見当たらないのですが・・・)
さすがに大理石の町だけあって、街中にも石の彫刻や
アートが溢れていました。
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奥にちらっと白く見えている山は採石場↓
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ところでこれって???(↓) しかも巨大!
私にはある物にしか見えません・・・・。
私・・芸術的感性ゼロですね。苦笑^^
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偶然親切な地元の方に出会って街中を案内してもらいました。
今回はこれまた通りすがりの寄り道だったので、今度は
もっと時間に余裕を持って来たいと思います。

さてお次はラルド。豚の背脂です。脂だからといって
侮ってはいけません。。
薄切りにしたラルドを焼きたてのトーストに乗せて、余熱で
とろりと溶けたところを食べてみたらその美味しさの虜に!
舌の上でとろけるそのまろやかさは絶品です。
(食べ終わる前にふと思い出して撮った写真↓)
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カッラーラの山にある大理石採掘場にコロンナータとい村
があります。ラルドは元は石工のエネルギー源として作ら
れてきた貧しい保存食だったそうです。
「ラルド・コロンナータはLardo Colonnata」は
豚の背脂に塩と香草をまぶして、大理石の桶に入れて
長期熟成させて作られます。昔は採石場の洞窟に置いて
熟成させていたとか。
ラルド・コロンナータは今では貴重な食べ物となっています
が、スローフード協会に大きく取り上げられてから、まがい
物も出回るようになってしまったそうです。残念ですね・・。
(今度はぜひ工房を訪問してみたいな~と思います)

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Commented by ドン・シモーネです!! at 2010-10-06 02:23 x
これこれ・・
10年ほど前ですが
世界ウルルン滞在紀でやっていて・・
ビデオにとっては
忘れないように 記憶にとどめてた・・
そんな記憶も・・
いまはうっすら・・
古典的な 食べ物なのでしょうか・・(質問です)
Commented by 荒川リリー at 2010-10-06 15:55 x
薄切りのラルドのせトーストですか!!美味しそうですね!!豚の背脂万歳!!ラルド・コロンナータしっかりと、頭にインプットさせて頂きました!!すばらしい情報をありがとうございます!!ブログのデザイン、黄色の優しい色調で、温かな虹のある、可愛いデザインですね!!
Commented by gellius at 2010-10-07 07:31 x
>私にはある物にしか見えません・・・・。

あたくしにもアレにしか見えません・・・(笑)

レストランで働いていた時に、お客さんにお皿の説明するのでラルド・コロンナータの事をラルド ディ コロッネッロって言っちゃって笑われたことあったなw
Commented by jose at 2010-10-07 15:30 x
おーラルドコロンナータ、本物を食べてみたい今は難しいでしょうね、スローフード協会で紹介されるのも良い様な悪い様な逆に本物が無くなったり誤解されて行く様な、、、。
少し前にチンタセネーゼのラルドを同じ様にパン乗せで溶けかかった所を食べたのは忘れられません上品な脂の味を楽しむのはこれが一番ですね。
Commented by フェデ at 2010-10-07 16:34 x
Carraraもきれいな街ですね!それにちょっと田舎っぽいのでかわいいいと思います!:-)
Lardo di colonnataも大大大好き!美味しいけどちょっと油っぽいので体に悪い感じがするね。。。

でも今も食べたい。。。
Commented by sfarina at 2010-10-07 21:12
おお~、懐かしいCarrara!
Carraraの街って、昔からある街だからちょっと寂しげなところもあったりするけど 大理石があちらこちらであるから品もあるし、落ち着いてるし、面白い雰囲気だなぁと言う印象です。
むふふ、Lardo di colonnata おいしいですよね。
次回は是非行けるといいですね、小さくて可愛い街でしたよ。
大理石の採掘場って 日本人にはちょっと分りづらい感覚
だから 見えるとワクワク・ドキドキしませんか?(笑)
Commented by infoitalia at 2010-10-08 06:10
ドン・シモーネさん。世界ウルルン滞在記!ウルルンで現地の人との触れ合い経験、憧れてました~!素敵だよね。
豚の背脂という要らない部分を使っての昔からの保存食、それが今では貴重な食材になってしまったようです。
Commented by infoitalia at 2010-10-08 06:13
リリーさん。しっかりインプットしてくださいね~万歳!!薄切りのラルドのせトーストを初めて食べた時はそれがラルドとは分かりませんでした、バターのようにとろ~りととろけるあなたは誰?って・・。(バタ男?!)
ブログのデザインは自分で細工できるほど器用ではないので、exciteで提供されている物を選んで使ってます~。
Commented by infoitalia at 2010-10-08 06:21
gelliusさ~ん!ちゃお~!このことに触れてくれたのはgelliしゃんだけ。笑 この「アレ」がどかんっと置いてあることが気になったのですけど。笑 でね、これがまたいい感じに茶色いんですわ。。
ラルド・ディ・コロンネッロ?!なんか仰々しいラルドになっちゃうよね~!^^
Commented by infoitalia at 2010-10-08 06:25
joseさま。おおっ~さすがご存知でいらっしゃいますね。そうなんですよね、大々的に紹介されて本物が無くなっていったりするのは残念です。脂を味わうなんて信じられないと思っていましたが、実際に食べてみると、とろりと溶けて美味しいですよね。
Commented by infoitalia at 2010-10-08 06:27
フェデさんも大大大好きですか?!脂だって分かっているのについつい手が伸びてしまいますよね。危険~!
Commented by infoitalia at 2010-10-08 06:29
sfarinaさん。以前から行きたいと思っていた場所なんですが、今回突然こちら方面に来ることになったのでここぞとばかりに駆け足で行ってみました、次回はぜひゆっくりと。
大理石の採掘場、見えるとワクワクしますっしますっ!!感動して眺めていて、目に焼き付けたものの、なぜかまともな写真が一枚もない~。
Commented by marcheselli at 2010-10-08 17:30
イタリアに来てから、脂が美味しいものだというのを感じました。昔はよけていたのですが、、、今はラルド、大好きです。私も何年か前にコロンナータに行きましたが、数件レストランがあるだけの寂しい村でした。レストランも昔からの、、、ってかんじで。今でも変わっていないのでしょうか。近いのに、なかなか行かないものです。
Commented by t2cosmo at 2010-10-08 20:57
日本の木と紙の文化と違い、石の文化はこういう形で残るから・・・圧巻ですね。

日本の潰えていく美も良いですが、はじめてイタリア入りした時に、古いもの新しいものと混ざって残っていて、「時の流れに触ってしまった?」と、思ったものでしたよ。
Commented by infoitalia at 2010-10-08 21:07
marcheselliさん。私もイタリアに来るまで脂の美味しさを知りませんでした。今では私もラルド好きです!
コロンナータ村までは足を伸ばせなかったので、次回機会があればぜひ行ってみたいです。数年前に行かれた時は寂しい村という印象だったのですね、今はどうでしょうね。
Commented by infoitalia at 2010-10-08 21:10
t2cosmoさん。木と紙の文化も素晴らしいと思いますが、石の文化はその歴史が半端じゃない・・。いろん時代を生き抜いてきた建物には圧倒されます。
by infoitalia | 2010-10-05 23:32 | Toscana(トスカーナ) | Trackback | Comments(16)

通訳・コーディネートでイタリア中を飛び回ってます イタリアソムリエ協会ソムリエ/オリーブオイルソムリエ


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