イタリアを楽しもう!

メーカー訪問第37回エトナ山周辺のワイナリー訪問

エトナ山周辺にあるワイナリーです。
こちらのワイナリーが所有するブドウ畑を何箇所か見せて
もらいました。
まず1つ目の畑。
こんなブドウ畑は今まで見たことがありません。
下から見上げても、上から見下ろしてもスゴイ眺め。
真っ黒な火山性の土壌。威圧感があります。
(ん?この写真からは凄さがあまり伝わってきませんね)
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さすがに標高が高く、一番高いところでは900メートルも。
傾斜はなんと45度!歩いて登るのもこの傾斜なのでまっすぐ
立っているだけでも大変です。
(余談:おかげで靴の中砂だらけ・・)
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ここでの作業はすべて手作業、想像するだけでも
大変さが分かります。(一枚目の写真の左下を見ていただくと
滑車があり、これで作業道具を運びます)
そして!急傾斜で大変な上にさらに難しくするため(←冗談です)
白と赤混ぜ混ぜに植樹されているとのこと。
ですから収穫時には畑の中から白を選んで収穫し、その後
赤を収穫する必要があります。
(あなたは赤?白?素人目にはわかりません・・・)
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これは上から見た眺め!急傾斜なのがお分かりになると
思います。 奥には海が見えます。
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樹齢は70年~80年のものもあり(平均40年)と古く貫禄が
感じられれます。
畑は東向きですぐに日が陰ってしまいます。通常ではマイナスの
要因になるところ、こちらでは日中の気温が40度にもなるので
ずっと日が照っている方が問題だそうです。
日中と夜間では気温の差が30度近くもあるとのこと。

2つ目の畑。
標高800メートル。南向きの畑。傾斜は20から30度。
さすがに傾斜がなだらかなだけあって1つ目の畑とは
様子がすっかり違います。
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こちらも白と赤が混植。オーナーが「目印にしていた木が、
次に来てみたら違うところにあるんだよ(笑)」
と言ってました。「まるで夜にパーティーでも開いてるのかも?」
などと可愛らしいことを言ってましたが、そんなこともあるかも?
と思わせるような躍動感が感じられる形をしたブドウの木が
沢山ありました。
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3つ目の畑。
標高650メートル。西向きの畑。段々畑状になっています。
まさに私達が畑を歩いている時に、可愛いウサギ達が
ぴょ~んぴょ~んと跳ねていきました。
オーナー曰く桃の木に寄ってきて、ブドウの木の新芽を食べちゃう
そうで、「こら~!」と横で叫んでいました。
新しい木はなるべく高くして、ウサギ対策をしているそうです。
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ブドウ畑見学を大いに満喫した後は試飲です。
こちらで作っている赤ワインのうちの1つ 
Nerello Mascalese, Nerello Cappucioという
ブドウ品種を使ったETNA ROSSO DOC。
面白いのが畑の違いがワインに現れていること。
タンクから試飲をさせてもらった時に、1番目の畑でかいだ
香草(なんという草が不明)の香がした時には感動しました。
白ワインは ETNA BIANCO DOC
Carricaneというブドウ品種を主につくられています。
香りが非常に華やかで、爽やかな柑橘系の香り。

今後が楽しみです♪

畑の話ばかりでつまんない~とおっしゃらず
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by infoitalia | 2010-06-15 19:56 | La visita(メーカー訪問) | Trackback | Comments(12)
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Commented by 荒川リリー at 2010-06-15 23:05 x
本当に、動き出しそうな、ぶどうの木ですね!!赤と白がまざっているなんて、初めて知りました。うさぎちゃんがやってきたり、とてものどかで、眺めの良いエトナ山周辺のワイナリーに行って、坂を歩いてみたいです。
前回のお皿にょろにょろが、くっきり見えてました!!ありがとうございます。驚きました!!さすが、イタリアのお皿の装飾は、想像をはるかにこえていますね!!
それに、チーズに蜂蜜ソース、メールを打っただけで、よだれがたれそうです~。
Commented by marcheselli at 2010-06-16 01:08
エトナ近辺には、実はしょっちゅう行っていた時期があるのですが、、、葡萄畑を見に行く機会がありませんでした。こんななのですね。。。話には聞いていましたが、葡萄の丈が低いんですね。そして、この辺りは、ヨーロッパでも数少ないフィロッセロにやられなかった地域でもあるんですよね~!!黒い火山灰と低い葡萄が、異国みたいです。エゾティコな感じ一杯です!!
Commented by ぷー at 2010-06-16 06:58 x
わわわたし、高所恐怖症ですので、急傾斜の畑には登れません!
こわすぎー!(だってナポリのフニコラーレがコワいのです…)
最後から2枚目の写真を見ると、正に夜にフェスタでもしてそうな、生き物のような木の形ですね。なんか喋りだしそう!
私も畑と同じ香りを感じ取る体験してみたいです。すってき〜!!
Commented by t-tachikichi at 2010-06-16 11:11
45度の傾斜ってすごいですね・・・スキーのジャンプ競技の
真似も出来ちゃいそう?立っているだけでも斜めになりそう
ですね。こんなに手間暇かけて、ワインは作られるのだな~と
感じ入りました。
ブドウの木、ダンスしているみたいですね。^^

Commented by infoitalia at 2010-06-17 17:55
荒川リリーさん。ブドウの木はみんな独特な形で成長していて楽しかったです。普通はブドウの木は赤と白というか品種ごとに分けて植樹するのですが、ここでは元々植えてあった状態のままなので(多分昔は特に品質とかを重視してなかったからかも)こんなことが起こっています。
ところでお皿のにょろにょろ見えましたか~?共感していただけて嬉しいですっ。
Commented by infoitalia at 2010-06-17 18:08
marcheselliさま。エトナ近辺によく行かれていたのですか?あの辺りは黒豚も有名ですよね!ブドウ畑の土の色が独特で異国的でした。そして何といっても斜面にアルベレッロ仕立てで栽培されている姿は圧巻で感動的でした。
Commented by infoitalia at 2010-06-17 18:16
ぷーさんっ!高所恐怖症なんですか?だったらこの急斜面は無理かもっ。え?ナポリのフニコラーレが怖い?それは高さよりも設備の面ででは?(爆) 話もどりますが、まっすぐ立ってることはできないので常に重心を前にしたり後ろにしたりしながら調節してかなり大変でした。オーナーの話を聞いている最中で転がり落ちていくのだけは避けなくてはということに神経を集中してました。(笑) ブドウの木は貫禄があってどれをみても個性的で楽しかったですよ。
Commented by infoitalia at 2010-06-17 19:16
t-tachikichiさん。まさにそんな感じです!斜面にまっすぐ立っていることはできないのでかなり足に負担が。笑
ここでの作業を考えると本当に大変だと思います。どういうところで作られているのかということを見るとさらに愛着が沸いて楽しいです。
ブドウの木、くるんくるんと回転しながら踊っているみたいですよね!
Commented by gellius at 2010-06-18 09:13 x
>真っ黒な火山性の土壌

ほんとだーーー!初めて見たわぁ~こんな真っ黒な土壌!
なんか、濃いいワインが出来そう(笑)
やっぱり、普通の土壌とは違うのかな?
Commented by quint503 at 2010-06-19 10:39
ワインのことは全くわからないのですが、ぶどうの育った畑とか環境とか、そんな背景を知るとワインを飲む楽しさが倍増しそうですよね。

一概には言えないけど、人もどこの県出身の人は「生真面目」とか「陽気で明るい」とかそんな風に、ぶどうもあの畑でそだったぶどうは・・・って、想像するだけでも面白そう~

ここのぶどう達は厳しい環境で愛情いっぱいに育って「華やか」で「爽やか」な良い子になったのかな?
Commented by infoitalia at 2010-06-20 02:28
gelliusさん。なんか真っ黒な土壌に威圧感を感じますよね。
ここでは火山性の土壌ということに加え、標高が高いため1日の気温の差が大きいのでミネラル感があり、エレガンスなワインができるんですって。だから南イタリアの果実たっぷりフルボディーとはまた違ったタイプのワインができるようです。
Commented by infoitalia at 2010-06-20 03:05
quint503さん。育つ環境によってブドウも特徴が変わるんですよ~面白いですよね、同じ品種でも環境が違えば違う性格に。
「華やか」「爽やか」まさにその通り!この厳しい環境(立地、土壌、標高などによる)で育ったブドウで作られるワインの特徴です♪♪
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