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メーカー訪問第36回カンティーナGULFI@シチリア

さあ、いよいよシチリアの話題に戻ります。
ラグーサ近郊のワイナリーGULFIを訪問してきました。

GULFIは1997年設立の比較的若い会社。
ラグーサから30分程の地にワイナリーがあります。何も無かったこの
土地に一からカンティーナを作ったそうで、2004年から現在の場所を
使用しているものの、まだまだ工事の最中とのこと。
オーナーはシチリア出身、Vito Catania(ヴィト・カターニア)氏。
幼少の頃からフランス、現在はミラノに住みフェラーリ関係のビジネスで
財をなした方とか。
それだけに、カンティーナの設備、品質、機能、デザインにかかっている
費用も半端ではないのがうかがえました。

敷地内にあるカンティーナはもちろん、宿泊施設(3月に完成したばかり、
全7部屋)も、レストランも素晴らしい状態に仕上がっていました。

(左)敷地内に入っての眺め。遠くにカンティーナの建物が見えます。
(右)建物内部の敷地には左側が事務所、右側がホテル、正面にレストラン、
地下にカンティーナがあります。
c0077533_0483066.jpgc0077533_0495143.jpg

(左)レストランのエントランス (右)テーブル席からガラス越しに醸造タンクが見えます。c0077533_0532883.jpgc0077533_0515885.jpg

(左)レストランのガラス越しに見える眺め  (右)階段を上がるとミーティングルームがあります。c0077533_0522098.jpgc0077533_151891.jpg

(左)ムレット・ア・セッコといわれる石を積んで作った壁も非常に綺麗で、これらの
石は全てこの場所から採れたものだそうです。
(右)カンティーナからの眺め
c0077533_325217.jpgc0077533_331164.jpg


(注)Muretto a Secco(ムレット・ア・セッコ)
セメントなどを使わずに石だけをモザイクやパズルのように組み合わ
せて積み上げてつくる石壁。
石と石の間に隙間ができると壁が倒れたり壊れてしまうので、隙間に
合わせて石を砕き、詰める。さらに重要なポイントとして石壁の表面が
平らになるように石の面を調節することが必要である。

カンティーナの作りはモダンで、バリック庫も美しく、カンティーナ内も汚れ
1つなく清掃されていました。また流れるように機能的なことに感動。

こちらのレストランのシェフは、ミラノのフォーシーズンでも働いていた
モディカ出身のCarmelo Floridia(カルメロ・フロリディア)シェフ。
現在はGULFIに併設するこちらのレストランを全て任されています。

ワインに合ったお料理をだしてもらって試飲。
・白(カリッカンテとシャルドネ)
・ネロダヴォラを数種を飲み比べ

存在感あるお皿がセッティングされていました。

c0077533_241271.jpg

料理は試飲が忙しくて、全ての写真を撮ることができませんでした。
撮れたものだけご紹介。
真ん中の小皿にはウニのソース!ウニ好きにはたまりません。
c0077533_1111024.jpg

通常パンに使うセモリナ粉でつくったパスタ。グリーンピースのソース
c0077533_1112623.jpg

チーズ。ヤギのチーズは成分が人間の母乳と似ていて、牛乳に比べて
脂肪球が小さく、消化もいいそうです。
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by infoitalia | 2010-06-13 03:09 | La visita(メーカー訪問) | Trackback | Comments(13)
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Commented by norlie at 2010-06-13 22:29
イタリアのワインは、ピエモンテやトスカーナの印象が強く、南のほうのワインはあまり知りませんでした!
ラグーサ近郊にもこんなに綺麗なワイナリーがあるのですね!
お料理もとても美味しそうです!

白い壁のワイナリー。なんだかラグーサらしくて素敵ですね!
カンティーナからの眺めがとても美しくて、私もワイナリーに行きたいなあと思ってしまいました。

イタリア南部のワイン。オススメありますか?
日本で手に入るものなら、今度飲んでみようかなと思ってしまいました。
Commented by 荒川リリー at 2010-06-14 00:04 x
ムレットセッコの壁が、なんとも美しいですね。カンティーナからの眺めも絵本みたいですね。

このようなお皿を初めて見ましたが、ざらざらしているのでしょうか?
レリーフになっているのでしょうか?
ウにのソースや、ヤギのチーズについているソースとてもきになります!!
Commented by infoitalia at 2010-06-14 02:12
norlieさん。イタリアの南でも美味しいワインが沢山あるんですよ。昔は大量生産というイメージだったのが、今では量より質を重視しているワイナリーが多いです。こんなに綺麗なワイナリーはシチリアでは初めて見たかもしれません。
イタリア南部のワイン、こちらのGULFI(グルフィ)のワインも日本で手に入りますし、例えば過去にもメーカー訪問でご紹介したラベルがとても綺麗なDONNAFUGATA(ドンナフガータ)も試してみてください。
他のシチリアのカンティーナ訪問についても後日書きますね!
Commented by infoitalia at 2010-06-14 02:33
荒川リリーさん。ムレットセッコ、正確にはムレット・ア・セッコというそうです(失礼しました)。本当に美しくて沢山写真を撮ってしまいました(後で見たら同じような写真が沢山!苦笑)。簡単に作り上げれるものではないのでその労力を考えると気が遠くなります。
ところで、お皿に目をつけていただいた(嬉)のでちょっと画質を良くしてUPし直しました(あまり変わってないって?)、白のうにょうにょした柄の部分はレリーフになっています。表面はすべすべでした。
チーズに添えてあるのはハチミツでしたが、どこのハチミツか詳しく覚えてません~。
Commented by marcheselli at 2010-06-14 19:39
はじめまして。私は昔2001年か2002年頃にシチリアでグルフィのカリカンテを知って、結構好きで飲んでいます。昨年のパルマでのテイスティングにグルフィの人が来ていて、さらに親しみをもちました!!でも日本にも入っているなんて知りませんでした。良いワインが日本にたくさん入ってくれてうれしいです。面白いレポートがたくさんで、リンクさせていただきました。これからも楽しみにしています。
Commented by fleur_blanche at 2010-06-14 19:46
憧れのシチリア、そして美しいワイナリー!こんなモダンで洗練されたワイナリーがあるんですね。南へ行くほど田舎のイメージだったのですが、施設も綺麗だしお料理も美しい~。グリーンピースのソースパスタは美味しいですか?
プレートも確かに印象的。色も良いですね。テーブルクロスの色とワインの赤とピッタリ。
宿泊施設はお値段どのくらいで泊まれるのでしょうか?
南イタリアの最適な旅行シーズンって何月頃でしょうか?
やっぱり夏は暑いですよね~
Commented by infoitalia at 2010-06-14 20:34
marcheselliさま。はじめまして。コメントありがとうございます。生産者の方に合ってお話を聞くとさらに親しみがわきますよね!日本でも美味しいワインがいただけるのは嬉しい限りです。
リンクしていただきありがとうございます。こちらこそ宜しくお願いします!
Commented by infoitalia at 2010-06-14 21:48
fleur_blancheさん。シチリア!何度訪れても毎回素晴らしい感動を与えてくれます。このワイナリーは中庭がある昔の農園風に再現し、かつモダンに仕上げてありました。ところで南のカンティーナも素晴らしい施設のところが沢山あるんですよ(また後日報告予定のカンティーナもとっても近代的で機能的に作られていました)。比較的新しいワイナリーはこうしてモダンなつくりになっているのかなと思います。グリーンピースのソースは甘めで、具にエビが入っていて新しい味でしたよ。宿泊施設は120ユーロ(ダブル)です。
(長くなったので2つに分けます)
Commented by infoitalia at 2010-06-14 21:48
南イタリアの観光シーズンですが、夏は暑いですが日本の湿気を含んだ暑さではないので日陰に入れば涼しいです(でも炎天下の中をガシガシ歩いて観光する際には日射病にならないように注意と十分に水分をとってくださいね)。夏真っ盛りの8月は観光客でごった返すのでその時期をはずすことができるならはずしたほうがいいかと思います。海好きの方は、5月くらいから天気がよければ普通に海に繰り出すことができるし、多くの観光客が去った9月頃まで海に入れます。
海にこだわらないのであれば4月頃~今頃、9月~11月頃にかけてもお勧めだと思います。(お勧め時期の幅が広すぎ?苦笑)
ちなみに、6月の半ばから子供達は学校が休みになり9月から新学期が始まるまで夏休み!二ヵ月半近い夏休み贅沢ですよね。
Commented by miacucina at 2010-06-14 22:29
素敵なところですね~♡ シチリアにもこんなモダンな場所があるなんて(笑)お料理もとても洗練されたNuovo Cucinaですね。機会があればぜひ訪れてみたいです。グルフィのワイン探してみます♪
Commented by fleur_blanche at 2010-06-14 22:49
詳細な情報ありがとうございます。
水着になる自信がないので海水浴シーズンでなくてもOKな私です^^;
前回8月にローマで日射病になりそうだったので、更に南というとどうなってしまうのかと・・・。かといって、やはりまとまった休みがとれるのは夏休みしかなくて・・・。GWも微妙に連休にならなかったり。
けれども今年か来年のうちに計画したいなと思っています。
シチリア情報の続き楽しみにしてます。^^
Commented by infoitalia at 2010-06-14 23:06
miacucinaさん。シチリアにもお洒落な場所が沢山あるんですよ~、徐々にご紹介していきますね!グルフィのワインもチェックしてみてくださいっ!
Commented by infoitalia at 2010-06-14 23:18
fleur_blancheさん。ご丁寧にコメントありがとうございます。水着になる自信・・・こちらのお肉たっぷりなのに堂々とビキニ姿のおばちゃん達をご覧になったら、まあいいっかぁ~という気になりますよ。笑 ところで、日中に街中を歩き回るとやっぱり体力消耗しますよね。でも南はもっとゆったり時間が流れているので反対にお勧めかもしれません、いつもはしないお昼寝など贅沢に(?)。そういえば、最近イスキア島を訪れた際に、島にはなぜか違う空気が流れているみたい(ノンビリ穏やかな空気?)とおっしゃっている方がいました。納得!


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