Museo della Tortura(拷問博物館)@ Volterra(ヴォルテッラ)

トスカーナ州のVolterra(ヴォルテッラ)という町は、
塔の町San Gimignano(サン・ジミニャーノ)から
わりと近いところにあります。
でも車がないと少し不便かもしれません。

ヴォルテッラは小さい町ですが、なんとなく町の誇り
高さを感じさせる雰囲気があってSiena(シエナ)に
似ている気がします。
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アラバスター工芸品がこの町の特産品で、専門の
お店が沢山あり、大きな置物や家の装飾品、そして
小物などが並んでいます。

ここからちょっと気持ち悪い話なので、苦手な方は
読まないでくださいね。
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この町には、Museo della Tortura(拷問博物館)
があります。今まで特に気にしたことがなかったのですが、
時間に余裕もあることだし、行ってみようか?ということに
なって、初めて入ってみました。
主に中世時代の犯罪者に対する刑罰、拷問などの器具
などが展示されています。

●入り口
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●これは背もたれから座る部分、また脚を挟む板の間
にも太い釘や鋭くとがった突起が施されています。
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●ギロチン、頭を叩き割る斧や、はりつけの柱や槍などの
処刑具はもちろんのこと、棺おけのような箱型の内部に
びっしりと釘が施されている器具もあります。

●「ニュルンベルグの処女La vergine di Norimberga」
またの名を「鉄の処女 Iron Maiden」という器具は、
女性の形をした中が空洞になっているもので、中に人間を
入れると内部に長い釘が施されているために扉を閉めると
同時にその釘が突き刺さるシステムになっています。
歴史的な話をすると長くなってしまうし、いろいろな説がある
ので書きませんが・・・・・
恐ろしいです。

●これは・・・・・(無言)・・酷すぎて説明するのが苦痛です。
(ちなみに・・使う部分によって大きさが違うそうです。
口や身体のある部分に突き刺してがばっとこの器具を開く
ことによって引き裂くのだそうです・・・。)
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●そんな中、可愛い木馬がある(!)と思ったら・・・
なんと子供にお仕置きをするための木馬で、
座る部分には釘が(!)、そしてバシバシと背中
やお尻をムチのようなもので叩きつけるそうです。
(絶句)

●あるいは、鉄格子の中に人を入れて、そのまま水の中に
沈めたり引き上げたりして拷問する道具とか。

●くるみ割りではなく、頭割りの道具とか・・・

●親指を叩き潰す道具とか・・・・(痛っ!)
親指の爪のどの部分を潰したら完璧に指を叩き潰す
ことができるのか綿密に計算されて作られているの
です。 

書いていたら、また胸のムカムカした感じがよみがえ
ってきました・・・・。

というわけでこの博物館は・・・・
このように沢山の恐ろしくて残虐な拷問・死刑の道具を
展示することによって、こんな恐ろしいことがあっては
ならない、さらにこんな残虐なことが実際に行われていた
ということを決して忘れてはならないというメッセージを
含んでいるのだと思います。


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Commented at 2009-03-19 05:50 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sfarina at 2009-03-19 09:19
当たり前ですが ほんとに使われていたんですよね。
たまに行ったイタリアで この博物館までは入れない・・・(笑)から、
こちらで紹介してもらってよかったです。
そうですよね、こういうことがあったことは忘れてはいけないですよね。
しかし・・・すごい。見学者は結構いたのですか?
Commented by がっちゃん at 2009-03-19 13:12 x
怖い・・・怖すぎまです。
イタリアってね、人体をそのまま保存して見せている博物館とか、聖人の身体の一部とか、あとはガイコツで作った壁とかそういうところが結構ありますでしょ。
それが怖くてねぇーーーー
そういう教訓とかを見ないようにすることはいけないと思うんですが、私は広島の原爆博物館(であってましたっけ?)に行った後、本当に3日間寝込んだことがあるので、やっぱり自信がないです。
infoitaliaさんの勇気に心かの敬意を覚えます。
Commented by infoitalia at 2009-03-20 00:38
カギコメat 2009-03-19 05:50 さま。
コメントありがとうございます(嬉)!私もこういった雰囲気の街大好き
です。アラバスター工芸品で、ころんっとしたハート型のものとか、
表札とか可愛い物が沢山あって目移りしてしまいました。
またブログに遊びに来てくださったらとっても嬉しいです。Grazie!
Commented by infoitalia at 2009-03-20 00:39
sfarinaさん、実際にこういった器具が使われていたという事実を知るのは怖いですよね。さすがに写真を撮るのがはばかれるような(何か写真
にうつったら怖いし)日本にも拷問博物館なるものが存在していますが、
説明の絵が怖いです。実は私、ホラーとかこういった類の物は苦手
なんですが・・・・つい軽い気持ちで入ってしまいました。いったその日が
天気が良くてポカポカしていて、内部もおどろおどろしい雰囲気では
なかったのには救われました。
Commented by infoitalia at 2009-03-20 00:59
がっちゃんさま、確かにそうですよね。パレルモにあるカタコンベでは
非常に保存状態のよいミイラが見ることができますし(まるでお人形
のような綺麗な状態の子供のミイラなどもあります)、ローマのSanta
Maria della Concezione(日本語のガイドなどでは骸骨寺と呼ばれていますが)の骸骨で作った壁や天井、ナポリではその昔存在していた「死者信仰」を感じさせるカタコンベ、トリノの聖骸布などなど 
あげたらきりがないですよね。
私はすっごく怖がりなのですが、どうしても怖いもの見たさで見に行ってしまうのです。後で思い出して怖くなって後悔しますが・・・。
広島の原爆博物館といえば、イタリア人の友人に「日本で一番見に
行ってみたい場所」だといわれて、そのことに感動して、一緒に行って
きましたが、いろいろな思いが頭にめぐり、胸が苦しくなり、涙が溢れて
きました。ふと気がついたら友人も同じ感覚を感じていたようです。
Commented by infoitalia at 2009-03-20 01:01
がっちゃんさま、なんだか長文すぎて送信できなかったので2つに
分けますね。
まだ行ったことがないのですが、想像もつかないような残虐な行為が
存在していたことや、戦争の恐ろしさなどを忘れてはいけないと思う
(あっ、とは言っても、私・・戦時体験をした年齢ではないですよっ!)
ので(きっと行った後で恐怖や悲しみやいろいろな思いで吐きそうに
なってしまうかもしれないのですが)アウシュビッツ収容所にはいつか
機会があれば行ってみたいと思っています。
この文章を書きながらなんだか胸が締め付けられるような気分になって
きちゃいました・・。(こんな調子では行くのは無理かな?)
Commented by emi at 2009-03-21 04:27 x
こんばんは~ちょっとお久しぶりしてますinfoitaliaさん
この博物館凄いですね!!本当に恐ろしいものが沢山展示されてるんですね!確かにこの最初の椅子を見て、ぞーっと鳥肌が立ちましたがちょっと行ってみたいと思いました。恐ろしさをわかってもらうために展示してるっていうの、抑止効果あっていいと思います。 
Commented by infoitalia at 2009-03-21 22:41
emiさん、お久しぶりです!じっくり説明を読みながらその器具を見て
いたら本当にぞ~っと鳥肌が立ちましたよ。
でも、そんな残虐なことが当たり前のように行われていたことを知る
のは大切だと思います。このような器具は罪人にだけでなく、たとえば
「魔女」だという濡れ衣を着せられたり、異宗教を持つということから
罰せられたりした時代があった時にも使われたようです。
しかし・・・後で思い出しては、ぞ~っとしちゃいました。苦笑
by infoitalia | 2009-03-19 02:25 | Toscana(トスカーナ) | Trackback | Comments(9)

通訳・コーディネートでイタリア中を飛び回ってます イタリアソムリエ協会ソムリエ/オリーブオイルソムリエ


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